答練・模試の成績

答練・模試

人によっては,あと1~2回あるかもしれませんが,だいたい答練・模試の成績が出揃った頃でしょうか。
「答練・模試の成績と本試験の合否はまったく関係ない」と言う人もいますが,それはウソです。
データ上は,成績上位層の合格率のほうが高いです。
このことを前提に,以下,「20問未満の方」と「20問以上の方」に分けて書きます。

平均して20問未満だと,現在,合格レベルに入っていません。
「答練・模試と本試験の成績は関係あるのかな……」などと考えているヒマは一切ありません。
その答えは,「現時点で合格レベルに入っていません」ですから,もはや開き直って無理矢理に知識を詰め込むしかありません。
今すぐスマホの画面を切ってください。

20問以上の方

平均25問以上が理想的ですが,平均20問台前半でも合格する方は毎年います。
 「答練・模試よりも随分高得点が取れましたね~」というハナシは,毎年,本試験の後にします。
よって,20問以上の方は,「23問の回があった」「30問を切った回があった」などと気にしてもあまり意味がありません。
なお,「平均して午前択一の点数が低い」「不動産登記法はほとんど10問前後だった」など,明らかに弱点がわかる傾向があるのであれば,あと2週間,その分野の比重を上げてください。
ただし,「1回だけ特定の科目のみ大失敗した」「1回だけ記述が大崩壊した(1ケタの点数だった)」という場合は,気にする必要がない確率が高いです。
各予備校の今年の答練・模試の問題をいくつか拝見していますが,以下のようなものもありました。
・今の司法書士試験の憲法の傾向(平成23年度の難しさをピークに易化傾向)と違いすぎるだろ~。まあ,あの予備校は元司法試験のスタッフが憲法の問題を作っているしな……。
・不動産登記(記述)は,こんな難しい登記の前に出す登記があるだろ~(私も,明確に思い出せなかったので,推理も使って申請する登記を判断した後に,ウラを確認しました)。

答練・模試は,特定の科目が,大幅に本試験の傾向とズレることがあります。
よって,たとえば,18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)のいずれかに「年度別の過去問(平成27年度や平成25年度)」を解いて,「本試験は普通の登記を聞いているな」ということを再確認してください。
解いたことがある過去問なので高得点が出るでしょうが,それが良いんです。
最後は,良いイメージを持っていきましょう。

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