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保存版!本試験で絶対に注意してほしいこと~午前択一・午後択一共通~

平成27年度(2015年度)司法書士試験

答練・模試(最低でも模試)を受けられたと思いますので,すべての方が本試験のイメージを持てるようになったと思います。
「午後は本当に時間が厳しい」「午後択一の1問2分のルールが守れない」「不動産登記法で時間がかかりすぎる」など,様々なことがわかってきたと思います。
そこで,本試験で絶対に注意していただきたいことを書きます。
他にも多数ありますが,特に重要なものに絞って書きます。

1.試験開始直後は上の空の状態でもできる決まった“作業”をする

9時30分00秒から,13時00分00秒から,いきなり問題を解くのはお勧めできません。

人間は,新しいことにすぐには順応できません。
知らない人ばっかりの飲み会や合コンにいっても,すぐには順応できないのと同じです。
本試験の問題は,新しい問題です。
知識としては知っているものでも,形式は新しいものです。
いきなり解いたら,焦って順応できず,「簡単な知識でも思い出せない」という状況になり得ます。
また,時報どおり9時30分00秒,13時00分00秒ちょうどに始まるわけではなく,試験監督員の時計で9時30分00秒,13時00分00秒になったら始まります。
試験によっては,試験監督員が「私の時計では,今は9時20分20秒です」などと教えてくれ,それに自分の時計を合わせますが,司法書士試験でそのような話を私は聞いたことがありません。
いきなり「では,初めてください」と言われます。
100M走のスタートを待っていてクラウチングスタートのポーズを取っていたら,いきなり審判に後ろから蹴り飛ばされてスタートするようなものです。
まともに走れるわけがないですよね。
そこで,私がお薦めしているのは,試験開始直後は,35問すべてについて以下の作業を行うことです。
・テーマを軽くチェック
・「正しいものの組合せを選べ」ならア~オの左および1~5の下にマーカーで大きくマルをつける,「誤っているものの組合せを選べ」ならア~オの左および1~5の下にマーカーで大きくバツをつける(ア~オ自体,1~5自体にマーカーでマルまたはバツをつけてもいいです)
・形式(学説問題・空欄補充問題・個数問題か否か)のチェック
これなら,後ろから蹴り飛ばされてスタートしてもいつもどおりできますし,いつもどおりのことをすると,脳が「いつもの感覚」に近づけます。
人間には潜在意識というものがあるので,「いつもと同じことをする」ことで,脳が「いつもと同じだな」と思えるのです。
 

2.学説問題・空欄補充問題・個数問題・複雑な事例問題(複雑な計算問題)は飛ばす

みなさんは,人間です。
プログラムが組み込まれプログラムどおりに動くコンピュータではなく,感情に支配される人間です。
よって,「最初のほうに時間をかけ,後半は焦ってしまった」「最初のほうは正解している感覚がない」という事態はできる限り避けたいです。
【時間のかかる問題】
学説問題・空欄補充問題・個数問題・複雑な事例問題(複雑な計算問題)
【正解している感覚がない問題】
学説問題・個数問題

最初のほうに解いても,いいことはないですよね。

3.知らない肢が出たら小さくガッツポーズし,声が出ない程度に笑う

知らない肢が出たら,多くの方が「ウワッ…」と思います。
しかし,みなさんは,小さくガッツポーズし(軽く拳を握る程度),声が出ない程度に笑いましょう(笑うと緊張がとける効果もありますし)。
なぜなら,みなさんが知らない肢ということは,他の受験生の方も知らないのです。
細かい知識が書かれている一部のテキストには載っているかもしれませんが(どのテキストにも載っていない確率のほうが高いです),ほとんどのテキストに載っていないのであれば,大勢には影響しません。
そこで,「他の受験生は焦っている。ヘッヘッヘッ」と不敵な笑みを浮かべられれば,余裕ができて推理できるかもしれませんし,「知らない肢に動揺したせいで,知っている肢の判断まで間違える」ということがなくなります。
「他の受験生は焦っている。ヘッヘッヘッ」とは,なんとも性格が悪いと思われるかもしれませんが,試験とは他人との戦いなのです。
他人が失敗するから自分が受かるのです。
道徳的に良いとか悪いとかではなく,相対評価の試験である以上,それが事実です。
他の多くの受験生の方の「不合格」の上に,あなたの「合格」があるのです。
偽善者としてそれを批判することは容易ですが,事実は事実です。
ということで,合格後は合格者としての誇りを持ってくださいね。
多くの「不合格」の上に成り立っている合格なわけですから。

4.1問1問時計を見る(場合によっては1問を解いている途中で時計を見る)

「午前択一は1時間くらいで終わるよ」「午後択一は普通に解いても50分で終わる」「時間が厳しい?何それ?」という方を除いて,1問1問時計を見てください。
マークシートの上に時計を置き,マークするときに見るくらいでいいです。
いいですか。
みなさんの感じる「これで正解できたな」などの主観が基準ではないのです。
午前択一は1問3分のペースになったら,午後択一は1問2分のペースになったら(※),マークするのが絶対,つまり,「時計がルール」なのです。

※午後択一だと,1問目なら1分50秒,20問目なら39分50秒になったら,1つの番号に絞れているかはまったく関係なくマークします。ただし,時間に余裕がある場合は,1問2分のペースまで時間をかけてOKです。たとえば,19問終わった段階で36分しか経過していないのなら,20問目に4分かけてもOKです。
私は,昨年度の午後択一は50分で32問正解でしたが,5問くらいは正解できていると確信できていませんでした。
26問正解くらいの人だと,正解を確信できている問題は20問程度です。
それくらいでも基準点を超える可能性はあります。
とにかく「時計がルール」です。
ルールが先にあって,それにみなさんが合わせるのです。
先日,以下のようにツイートしたとおりです。

なお,「時計を見るのが怖い」という人がいますが,午後で「不動産登記法に時間をかけすぎ,商業登記法にかけられる時間が10分しかなかった」「気づいたら択一に90分かかっていた(=ほぼ不合格)」などのほうが怖いです。


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本講座のLIVE・LIVE同時中継は,以下の日程です。

6月20日(土)18:30~21:50
東京本校LIVE(東京本校の地図はこちらをご覧ください)
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本講座の詳細は出題予想はこれで!!をご覧ください。

松本 雅典
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