すみません。発表当日は講義で,翌日は祝賀会でしたので,ブログの更新ができませんでした。
すでにご存知の方がほとんどだと思いますが,法務省から以下の情報が発表されています。
・平成27年度司法書士試験の最終結果について(資料) (PDF)
・平成27年度司法書士試験最終合格者受験番号
改めまして,最終合格されたみなさん,おめでとうございます。
これで,完全に司法書士試験から卒業ですね。
これだけしか掲載されない合格者受験番号の中に,ご自身の番号があるすごさを噛みしめてください。
祝賀会
辰已法律研究所さんでは,早速,昨日に祝賀会が行われました。
参加していただいたみなさん,ありがとうございました。
幸せそうなみなさんの姿を見ていると,こちらまで幸せになりました。
私は登壇しないと思っていたのですが,少し話すことになってしまいました。
1分くらいだったので,失言はしないで済んだと思います。
あと1分話していたら,危なかったです…。
私が申し上げた,「資格を得た意味」もぜひ考えてみてください。
二次会に参加していただいたみなさんは,そちらも楽しんでいただけたならば幸いです。
受験生の方へ
私が昨日思ったこと。
私の受験生の方に要求する意識レベルは,まだまだ甘すぎます。
私の講義は,3時間の講義で2回休憩をとりますが,3時間目の冒頭で合格するための意識レベルの話をすることがあります。
それについて,昨日お越しいただいた私のクラスの合格者の方に,「厳しすぎると思いますか?」とお聞きしましたが,全員,「普通だと思います」または「もっと厳しくてもいいです」とおっしゃっていました。
昨年度以前の合格者の方も,全員同じ答えです。
昨日お聞きできたのは4名ですが,昨日お聞きできなかった私のクラスの合格者の方にも,お会いできる機会があればできる限り多くの方に同様のご質問をしてみようと思います。
ちなみに,講義でお話する意識レベルの話をいくつかご紹介します。
・「次回の講義までに,持分会社の定款の絶対的記載事項とテキスト掲載の持分会社の登記事項を0.1秒考えることなく言えるようにしなければ,もう合格は無理なので,次回の講義から来ないで大丈夫です」
・「商業登記(記述)で,4ページくらいにわたる40条くらいある定款を示されても,0.1秒考えることなく何が登記事項かすべて判別できるようにならなかったら,その瞬間に時間切れ確定です」
・「『1週間に1日は勉強しない日を作ろう』なんて話を聞いたことがありますが,私は日本語しかわからないので,誰か『1週間に1日は勉強しない日を作ろう』を日本語に訳してもらえませんか?」
・「携帯の電話帳に入っている方全員に,『来年の7月の第一日曜日までは,私は死んだと思ってください。2親等内の親族が重体か危篤にならない限り,連絡はしないでください』とメールするなんでどうでしょうか?」(さすがにメールした人はいないと思いますが…)
・「あなたにとって,この資格は『生きるために必要』ですか? 一般企業に就職できなくて,『受からなかったら人生終わる』と思っている人が相手なんですよ。人生かけて席を取りにきているんですよ」
私の講義を受けていない方は,「こいつ,おかしいんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
私も,文字にしてみると,「これ言っているやつ,大丈夫か?」と思います。
ただ,私は,「1年間かけて,どれだけ受講生の方に嫌われられるか」をテーマに講義をしています。
「なんだ,あいつ。ふざけんな。偉そうに言いやがって。」と思ってください。
ただ,来年度に受かりたい方は,生きるためにこの資格が必要な方は,上記の5つの話を印刷してください。
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- 近日開催LIVEガイダンス(松本担当)