本試験まで1か月をきりましたので,答練・模試を何回も受けた方は多いと思います。
ほとんどの講師が「答練・模試の成績は関係ありません」と言います。
多分,「答練・模試の成績が良くて落ちる人もいるし,悪くて受かる人もいる」という意味だと思います。
私もそのとおりだと思うんですが,でも気になりますよね。
私は,この国の人は,数字や肩書きが好きで好きでたまらない人たちだと思っています。
テストの点数とか,成績が「5」だとか「4」だとか,ほとんどの人が気にします。
だから,無理して「気にしない!」と思っても無理だと思います。
そこで,「私は答練・模試の結果が気になる!」と認めたうえで,以下の記載をお読みください。
どの予備校も本試験とズレがあるといっても,ある程度は受験した方の実力は測れます。
ただ,「どの予備校の答練・模試もズレがある」「本試験は緊張状態であり,その中で時間制限の厳しい午後の時間管理をするのは,答練・模試よりもはるかに大変である」などの理由で,必ずしも成績どおりにいくわけではありません。
以上をふまえ,25問以上獲れている方は,それ以上の点数は気にせず,テキストなどの学習に集中してください。
20問~24問くらいの方は,それくらいの点数から本試験まで上げていって合格した方は多いので(特に短期合格者の方に多いです),あと1か月弱は,現時点で穴がある箇所をどれくらい潰せるかが勝負となります。
『Realistic Text』なら全3359ページです。
「3359ページ」
26日でこれくらい入れられるでしょ。
ゼロから入れるわけではない。
今まで何回も見てきたテキスト。
赤と緑だけでいい。
しかも,赤と緑の知識が肢に記載されてその正誤を判断できるようにすれば解ける問題がほとんど。
これくらいできるでしょ。
26日で3359ページ入れればいいだけ。
前に10,000人はいるかもしれない。
でも,受かったら21,323人(平成26年1月1日の司法書士数)を抜くんでしょ。
この21,323人のうち,15,630人は司法書士試験を突破した人。
そんなすごい人達を抜かないといけない。
そのためには,今,前にいる10,000人くらい抜かないと。
「私にはできない」って思った人もいると思う。
でも,今から10,000人を抜く人は必ずいる。
何人も。
その中になんで入ろうと思わないの。
私も,前にいる司法書士試験の講師を抜くから。
どいてもらおう。
大丈夫。
私たちより意識の高い人はいないから。