音声学習もしていますか?の続きの記事です。
前回の記事に記載しましたとおり,音声学習の対象とすべきは以下の2点です。
1.条文
2.申請書
1.の条文については前回の記事で書きましたので,この記事では2.の申請書について書きます。

2.申請書

  

対象科目

申請書ですので,対象は以下の2科目です。
・不動産登記法
・商業登記法

 

音声データの入手方法

シャドウィングを行うのが理想ですが,申請書の音声データは市販されていません。
音声データを入手するには,以下のような申請書の音声データを配付する予備校の講座をご受講するのが手っ取り早いです。
ただし,配付しているのは,一部の講座のみです(もちろん,私の講座では配付しています。※)。
※全科目をご受講された方のみですので,その点はご注意ください。

講座をご受講しない場合,協力してくれる方がいるのであれば,自学用に申請書の音声をボイスレコーダーなどにふきこんでもらい作成する方法もあります。
彼女や彼氏に音声をふきこんでもらえば,楽しく勉強できるかもしれません(奥さんやダンナさんにふきこんでもらうと,テンションが下がるかもしれません)。
音声をふき込む場合は,上記の音声を参考に問題形式にすることをお薦めします。
しかし,協力してくれる方がいないのが普通です。
また,協力してくれる方がいても,その方が登記の勉強をしたことがないと「『根抵当権』って『こんていとうけん』って読み方でいいの?」という話になって,読み方を教えないといけなくなり,それは時間がもったいです。
その場合に,ご自身で音声を作成するのは時間がもったいないので,やめたほうがいいです。
音読でも効果はありますので,申請書の音読を行ってください。
ご自身で音声を作成するくらいなら,音読のほうが効率がよいです。

音読・シャドウィングを行う時間

基本的にその日の学習開始時(普通は朝一)がお薦めなのは,前回の記事に書いたとおりです。
それに加えて,電車内など移動中や家事をしている際にも行ってください。
電車内などでは声には出せませんが,問題形式になっていますので,答えを考えるだけで十分記憶に役立ちます。
私の基礎講座の受講生の方では,家事の時間だけで申請書を記憶された方もいます。
お仕事が忙しく,「机に向かっている時間は,講義,テキスト,過去問に充てたい」という方は,移動中などに申請書を記憶してしまってください。

音読・シャドウィングの方法

条文と異なり,「申請書の文言をすべて記憶」してください(※)。
※試験で問われる箇所です。申請登記所などは記憶する必要はありません。
音読の場合は,申請書の1行1行を紙で隠しながら行ってください。
「日本語は,しゃべれれば平仮名を書ける」ということを思い出してください。
日本語は発音と平仮名が一致します。
たとえば,「まつもとまさのり」という発音に対応する平仮名は,「まつもとまさのり」しかないですよね。
それに対して,英語は,発音とスペルが一致しません。
たとえば,「トゥー」に対応するスペルは,「to」「too」「two」など複数あります。
平仮名を書けない方はいませんので,日本語はしゃべれれば書けるんです。
あとは漢字に変換できるかですが,申請書で使う漢字は「所有権移転」など簡単なものばかりです。
「申請書を書いて書いて書きまくれ」「書いて書いて手に覚えこませろ」という指導がありますが,私は反対の立場です。
みなさんの日常で,手が勝手に動き,文字が書けることってありますか。
氏名(人によってはプラス住所)くらいでしょう。
それに対して,考えなくてもしゃべれることは,いっぱいありますよね。
毎日言う,「おつかれさまです」「おはようございます」「ぜったいうかる」「わたしがごうかくするために,このせかいがまわっている」は,自然と次の言葉が出てきますよね。
私は,例年約100通の開示請求答案を拝見しているのでわかるのですが,「共有者全員持分全部移転」「1番根抵当権登記名義人名称,住所変更」といった基本的な文言が書けない方は,ものすごく多いです。
しかも,私が拝見しているのは,択一の基準点を突破した方の答案です。
「共有者持分全部移転」などと書いてしまう方が多いのですが,これは「きょうゆうしゃぜんいんもちぶんぜんぶいてん」としゃべっていないからです。
しゃべっていれば,「全員」が抜けることはありません。
「おはございます」と言ってしまうことはないですよね。
「申請書をしゃべってしゃべってしゃべりまくってください」「しゃべってしゃべって口に覚えこませてください」

松本 雅典
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