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「勉強」というよりは「仕事」②

勉強法
前回の「勉強」を「仕事」として捉えるの話しの続きです。
今でもこの考え方で仕事をしているため,たとえば,本の執筆で,一度も期限を守らなかったことはありません。
一般的に,執筆の期限は守られないようですが,私のなかでもありえません。
期限までに終わらないという選択肢は,ゼロです。
期限が決まっているんですから,あとはどう時間をやりくりしてやるかだけです。
他の仕事もあるため,たまには徹夜をしますが(受験生のみなさんはしないで下さいね。ある程度長期間勉強する試験において徹夜は逆効果ですから),そんなことは,出版社はもちろん,読者の方には全く関係がありません。
たとえば,みなさんは,以下の本のどちらを選びますか?
① 2日に1回くらい徹夜をして書いたが,内容が良くない本
② 1週間で書いたが(さすがに1週間で書ける人はいないと思いますが),内容が良い本
②ですよね。
読者の方には,結果しか関係がありません。
講師がする講義もそうです。
たとえば,みなさんは,以下の講座のどちらを選びますか?
① 講師が2日に1回くらい徹夜をして準備をしたが,説明はわかりにくく,Pointもズレている講座 
② 講師は全く予習をしていないが,説明が非常にわかりやすく,試験のPointをついている講座 
①を選ぶ人は,講師の家族や知り合い以外には,いないと思います。
どれだけ準備をしたかということは,受講生のみなさんには全く関係がありません。
もちろん,私も時間をかけて準備をしますが,そんなことはみなさんには全く関係がなく,関係があるのは受講生の方にとってわかりやすいか,有益な情報があるかといったことだけです。
試験も,同様です。
本試験までに全範囲の勉強を"できるか"や時間内で“終えられるか”なんて考えないで下さい。
“できない”という選択肢はありません。
もちろん試験なので,合否はわかりません。
しかし,本試験までに全範囲を勉強できない,または, 時間内で終えられないということは,あってはなりません。
試験委員は,みなさんが出した「結果」しか興味がありません。

超現実主義で行きましょう。
私程度の人生経験でも,「世の中は,結果が全てである」ということは嫌という程感じます。
「合格後のことを考えて」とかメルヘンチックなことを言う人がいますが,合格しないと合格後もありません。
趣味で司法書士試験を目指している方以外は,このように世の中のことをナメている人のことは気にしないで下さい。
(今日のつぶやき)
昔,祖母に教わった話。
「腹が立っても,その時は我慢しなさい。次の日になって,それでも腹が立っていれば,相手に言いなさい。」
10代後半から,ずっとこの教えを守っていますが,全てうまくいっています。
他人から見たらどうなのかはわかりませんが,うまくいっているかは自分が決めることなので。
その場で怒っても,自分にとっても相手にとっても,良いことはありません。
自分は感情的になっているので,怒るべきでないところで怒ってしまっているかもしれません。
1回寝れば,もう腹が立っていないということは,多々あります。
怒鳴られた方も,「大声で怒鳴られた」という印象しか残りません。
よく言われる「声が大きくなればなるほど,相手に内容は伝わらなくなる」という話です。
それに対して,1日経ってそれでも腹が立っていた場合に言うと,効きますよ。
自分の中でも整理ができており,冷静になっているので,的確に真意を伝えることができます。
相手も,冷静に言われると,事の重大さを認識します。
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