向かい風があるから飛べる

令和元年度(2019年度)司法書士試験

 

 

いよいよ明日が司法書士試験となりました。

 

 

「自分は本当に合格できるレベルになったのか?」と不安を抱えている方が多いと思います。

 

私は受験生時代,テキストだけで10冊もあるような試験の知識が,この自分の頭の中に入るのか信じられませんでした。

でも,人間の脳の容量からすると,余裕で入る量です。

「ソラで思い出してください」と言われたら,知識は数十個しか出てこないかもしれません。

しかし,試験問題は,問題文自体が知識を思い出すヒントとなっています。

問題文に条文,判例などの文言が書かれるから,知識を思い出せるんです。

 

明日の問題文は,敵ではなく,みなさんの味方です。

 

 

明日の試験に良い形で入っていくには,「静かな戦闘モード」になれるのが理想です。

以下のように考えることができないか,試してみてください。

 

「緊張はしているけど,これは恐怖からくるものではない。武者震いだ。」

「たしかに人生をかけた勝負。しかし,試験は現代の戦(いくさ)。勝てば,一気に上がれる。」

 

 

これまでの受験勉強,困難が相当あったと思います。

 

勉強してもそれに対しての報酬はない(むしろ費用がかかる)

勉強をしていることを理解してくれない

専業で勉強していると周りからの風当たりが強い

「今年は受かるの?」と心ない言葉を言われる

 

ですが,飛行機は向かい風がないと飛べません

これまで真反対からの向かい風が強かった分,高く飛べます。

明日,飛び立ちましょう!

 

 

令和元年・絶対合格

 

 

 

松本 雅典

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