私が最も行っていただきたいことは,以下の分析です。
1.平成26年度に向けて使用したテキストおよび過去問でどの肢の正誤が判断できたか,どの問題を正解できたかを確認する
2.上記1で判明した,正誤を判断できるにもかかわらず判断できなかった肢について,「なぜ判断できなかったか?」を考える
3.来年度,「正誤を判断できるにもかかわらず判断できなかった肢」をどうすればゼロに近づけられるのか(ゼロは普通は無理です)を考える
上記1については,どのような敗因分析をしましたか?(1)に記載しました。
そして,2および3ですが,司法書士試験の受験生の方の場合,これらをご自身で行うのが一般的です。
もちろん,ご自身でも行っていただきたいのですが,講師や合格者の方(できれば講師)にご相談できる環境にいらっしゃる方は,講師にご相談し,ともに考えて下さい。
司法試験や予備試験の論文の場合,賢明な受験生の方は,本試験終了後すぐに論文の再現答案を作成し,講師や合格者の方に見てもらいます。
本試験終了後すぐに再現答案を作成することは,間違えた箇所を思い出し傷をえぐることになりますが,それでも来年度に必ず合格したいという受験生の方は行います(人によっては泣きながら再現答案を作成します)。
司法書士試験の場合は,形式が択一および記述であるため,上記のことを行う受験生の方が非常に少ないです。
記述も,ほとんど決まった答えがあるため,論文よりは択一寄りですので,講師などに見てもらう必要性が低いと思われています。
しかし,可能であれば見てもらって下さい。
特に択一。
「記述を見てもらおう」という方はいらっしゃるかもしれませんが,択一を見てもらおうという方はほとんどいません。
ですが,「どのような思考過程でその番号を選んだのか?」「なぜテキストにあった知識の判断を間違えたのか?」「来年度に向けてどのような対策をすればよいのか?」ということは,1人で考えるよりも,講師や合格者の方と,本試験の問題を見ながら考えたほうがより明確になります。
全問である必要はありません。
間違えた問題のうちの数問でも構わないので,できれば行って下さい。
そこで,私は,後記の個別相談を利用して,一緒に検討させていただきます。
ただし,この敗因分析をさせていただくには条件がありますので,ご注意下さい。
■対象
・受講年度,全科目か科目別かにかかわらず,リアリスティック一発合格松本基礎講座をご受講されたことがある方
※来年度向けの講座をお申し込みいただいた方でも結構です。
■方法
個別面談または電話
※性質上,メールでは適切なアドバイスができませんので,個別面談または電話でお願いいたします。
必ずご相談下さい。
合格したいという方は。
実際に,今年度向けの答練・模試についてご相談を受け,アドバイスさせていただいた方は,その点について本試験までに修正ができました。
上記の個別相談は,8月いっぱいであり,あとは以下の4日程のみですので,ご注意下さい。
松本 雅典
本試験詳細分析会
レジュメはこちら(PDF)からご覧いただけます。プリントアウトし,ガイダンスをご覧下さい。
中上級者もリアリスティック式で
レジュメはこちら(PDF)からご覧いただけます。プリントアウトし,ガイダンスをご覧下さい。平成26年度司法書士試験の不動産登記(記述)の枠ズレの採点方法(松本の推測)も示しています。
リアリスティック一発合格松本基礎講座(全117回)
本講座のガイダンスは,以下のページからご覧頂けます。特に「民法第1回講義」「不動産登記法第1回講義」「リアリスティック導入講義 民法の全体像1・2」「リアリスティック導入講義 会社法の全体像1・2」をご覧下さい。