どのような敗因分析をしましたか?(3)

平成26年度(2014年度)司法書士試験

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最近は,1つのテーマが数記事にわたる傾向のある当ブログですが,今回も数記事にわたっています。
「前の記事も読んでやろう」という慈悲深い方は,以下の順でお読み下さい。
どのような敗因分析をしましたか?(1)
どのような敗因分析をしましたか?(2)
前回の記事から,時間切れについての話となっています。
以下の2点を考えていただきたいです。

1. 本当に時間切れが原因で失敗したのか?
2. 事前に時間切れ対策を立てていたのか?
「1.本当に時間切れが原因で失敗したのか?」については,どのような敗因分析をしましたか?(2)に書きました。
この1が,大前提としてある話ですが,今日の記事では,「2.事前に時間切れ対策を立てていたのか?」について書きます。
2. 事前に時間切れ対策を立てていたのか?

本試験は相当な緊張状態ですし,サプライズなど想定外のことが起こりますので(今年度もありましたね),事前に時間切れ対策を立てていなければ,時間切れになって当然と言えます。
たとえば,事前に以下のような時間切れ対策を立てていたでしょうか?
※午後で時間切れになった方が圧倒的に多いと思われますので,午後について書きます。
■択一
・択一にかける最大所用時間(70分など)を決めていたか?
記述の問題は,問題を読んでみないと,どの程度時間がかかるかわからないため,択一の最大所用時間は事前に決め,それを必ず守るべきです。
合格者の方では,「午後択一は60分で終わった」という方が多くなるでしょうが,記述に時間がかかる近年の司法書士試験においては,択一にかけられる時間は最大でも70分です。
・「何分何秒でマークする」ということを決めていたか?
「何分何秒でマークする」というところまで,事前に決めておく必要があります。
択一にかける最大所用時間を70分(1問2分ペース)としたのであれば,「1分50秒,3分50秒,5分50秒・・・」でマークすることになります(マークに10秒程度かかる想定です)。
■記述
・解答を記載するのにどれくらい時間がかかるかを把握していたか?
「これくらいの記載量の答案用紙なら20分でかける」など,ご自身の書くスピードを事前に把握しておく必要があります。
そして,本試験当日,答案用紙を見て,解答を記載するのに大体どれくらいの時間がかかるかを考えます。
そこから,事案検討にかけてよい時間が導かれます。

・記述1問にかけられる時間から上記の「解答を記載するのにかかる時間」を引いた時間で事案検討を終えると決めていたか?
たとえば,不動産登記(記述)にかける時間が55分だったとして,解答を記載するのにかかる時間が20分だと判断したのであれば,事案検討にかけられる時間は最大で35分となります。
35分経過すれば,たとえ自信がなくても,解答を書かなければなりません(というか,今年度の不動産登記(記述)で,自信を持って書いた人なんてそういないでしょう)。

・答案構成用紙の作成に時間をかけない対策をしていたか?
答案構成用紙に,「◯年◯月◯日に売買契約をした」「◯年◯月◯日に~が到達した」など,事実関係などをすべて記載する方がいます。
現代の司法書士試験において,この方法で時間内に終わらせることは,少なくとも私では不可能です。
また,そこまで記載する必要は全くありません。
答案構成用紙を使用するのは問題ありませんが,「いかに答案構成用紙に記載する事項を少なくするのか?」という視点で対策を立てていたでしょうか? 
「登記事項や事実関係の多くを答案構成用紙に書き写す」という時代は,終結しました(というか,そんな時代はきてましたっけ?)
※「午後択一の全肢を読むか?」という問題は,かなり大きな問題ですので,いつか1つの記事を使って書く予定です。

松本 雅典




本試験詳細分析会
レジュメはこちら(PDF)からご覧いただけます。プリントアウトし,ガイダンスをご覧下さい。

中上級者もリアリスティック式で
レジュメはこちら(PDF)からご覧いただけます。プリントアウトし,ガイダンスをご覧下さい。平成26年度司法書士試験の不動産登記(記述)の枠ズレの採点方法(松本の推測)も示しています。

 


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