その講師が圧倒的な日本一です。
その講師は圧倒的な日本一
平成27年度司法書士試験の合格を目指している方は,予備校を利用しているのであれば現在ご受講されている講師,独学であれば使用しているテキストを書いた講師が日本一であると考えてください。
ご受講しているのが,LECさんの根本先生の講座なら根本先生が,TAC/Wセミナーさんの姫野先生の講座なら姫野先生が,辰已法律研究所さんの朝倉先生の講座なら朝倉先生が,松本の講座なら松本が,圧倒的な日本一であると考えてください。
『オートマ』を使用しているのであれば,TAC/Wセミナーさんの山本先生が,圧倒的な日本一であると考えてください。
理由をご説明します。
2月になりましたので,ここから平成27年度に向けて新しいインプット講座(※)をご受講することや教材を変更することは考え難いです。
※改正法に対応するため会社法(商業登記法)の講座のみをご受講する,どうしても苦手な科目のみをご受講する場合は除きます。
1回や2回繰り返しただけで記憶できる人なんてほとんどいませんし,テキストの記載方法に慣れる必要もありますので,ここからメインテキストを変更することはまったくお勧めできません。
よって,今あなたの手元にあるテキストで平成27年度の本試験と闘うことが,ほぼ決定しました。
あなたの手元にあるテキストは,講座の担当講師または執筆した講師が,「これで必要十分だ」と考えて,すべての論点をセレクトしたものなはずです。
それを信じてください。
信じられるだけ考えて,講座またはテキストを決めたはずです。
講座をご受講した方は,「この講師ほど予習に時間を書ける人はいない」「この講師ほど理由付けや思い出し方を提供してくれる人はいない」「この講師こそが日本一だ」と思ったからご受講を決定したはずです(※)。
※受講料の関係で,「基礎講座を受けたかったけど,中上級講座にした」「中上級講座を受けたかったけど,独学にした」という方もいると思います。その場合は,投資できる金額の中で日本一を選んだわけですから,「もっと投資していれば」と考える必要はありません。
私は,昨年行ったガイダンスで,何度も「この講師が日本一だと思えたらご受講してください」と申し上げました。
あなたが選んだ講師が日本一だったかはわかりませんが,今検証しても仕方ありません。
実際に日本一でなかったとしても,あなたが受かればいいんですから。
直前期にブレたら(方針や教材を変更したら),合格から遠のきます。
「このテキストの内容を習得しよう」と心から思えません(記憶できません)。
それに対して,仮に選んだ講師が日本一でなかったとしても(※),日本一であると信じて記憶すれば定着度が違います。
※日本一は1人しかいませんので,実際にはほとんどの方が日本一の講師を選ばなかったことになります。
たとえば,病気になったときに,同じ薬でも,あまり信用していない町医者からもらったものと,権威のある大学病院(日本の医学の最高峰)の医者からもらったのでは,効き目が違います。
信用している医者からもらった薬は,医者の指示どおりに飲むのですが,信用していないと「1日くらい飛ばしてもいっか」などと服用方法も守りませんし,信用しているかで体の反応も変わってきます。
講座やテキストも同じだと,私は考えています。
検証作業
7月5日(日)16:00をすぎたら,その講師が日本一であったかをガンガン検証してください。
講師に,平成27年度の全肢について,以下のようにテキストの何ページに掲載されていたのか(掲載されていなかったのか)を記載したデータを出すことを要求してください。
・平成26年度司法書士試験の午前択一はテキストおよび過去問で何問獲れた?
・平成26年度司法書士試験の午後択一はテキストおよび過去問で何問獲れた?
注意点
冒頭に記載しましたとおり,この記事は,あくまで平成27年度の合格を目指して学習している方向けのものです。