合格者の方には,遠慮せずに様々な世界でどんどん活躍していってほしいのですが,偉そうながら1点だけ気をつけていただきたいことがあります(毎年するハナシですが,ほとんど自分への自戒です)。
「先生」という言葉に気をつけてください
みなさんは,もう「先生」と言われる人です。
早ければ,司法書士会に研修の資料を請求したときに,「先生のご自宅に送付すればよろしいですか?」などと言われます。
「先生」と言われると,「自分が偉い」と勘違いしてしまう方が少なからずいます。
たとえば,こんなハナシがあります。

ある予備校の講師が,ある日,講師室が満席で空き教室に案内されたそうです。
その方は,それにかなり立腹されていたそうです。
 
完全な勘違いです。
講師が予備校よりも偉いなんてことはありません。
完全に対等な関係です。
 
講師室に行けば,お茶を出していただいたり,気を遣っていただいたりします。
それは,講師が偉いからではなく,予備校にとって講師は取引先の人間だからです。
取引先の方がオフィスにいらっしゃったら,お茶を出したり,気を遣ったりしますよね。
それだけです。

取引先に行って,応接室が使用中であったために別の部屋に通されたら,立腹するんでしょうか。 

 
ただ,この方が「元々おかしな人」だったわけではないと思います。
私も,同じような人間になっていた危険性(今後もなる危険性)があります。
 
たとえば,私にはこんな経験があります。
辰已法律研究所さんのある校舎に初めて伺った時です。
校舎の場所がわからないので,社員の方に駅まで迎えに来ていただきました。
ガイダンス前に軽食を摂りたかったので,校舎に行く途中で,社員の方と一緒にセブン・イレブンに行きました。
普通におにぎりとペットボトルをレジに置き,財布を出そうとしたところ,30代の社員の方が走ってきて(私は当時20代前半),「先生,こちらでお支払いします!」とおっしゃり,代わりに支払ってくださいました。
この時,「これが当たり前になったら人間のクズになるな」と思いました。

講師は,このように異常に気を遣われます。
他の例を挙げると,校舎で予備校の役員の方と一緒になったことがありました。
私がエレベーターに乗って帰る時,私の親と同世代の役員の方が,エレベーターのドアが閉じるまで頭を下げ続けていました。
「講師は予備校よりも偉い」と誤解してしまいそうになります。
エレベーターの中で,「気をつけよう。気をつけよう。」と繰り返します。
ただ,何回も気をつけようと思っても,外でお会いするほとんどの方に「先生」と言われます。
それに慣れてしまったのか,先日,受験生の方に「松本さん,ここを聞きたいんですが……」と言われたとき,「さん」に無意識に一瞬違和感を覚えてしまいました。
一瞬違和感を覚えた自分に,「こんな人間のクズになったのか?」と愕然としました。
本当に人間のクズです。
本当に気をつけないといけません。

「人間,50代までは単なるガキである」の座右の銘をもう一度胸に刻んでやり直します。
偉そうなことを申し上げましたが,こんなことを私みたいな20代のガキに言われたくないですよね。
失礼しました。
 

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松本 雅典

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