「答練・模試の解き方・受け方を知るための60分」ならぬ「80分」

平成30年度(2018年度)司法書士試験 - 答練・模試

先週に行った公開講座の動画がYouTubeにアップされました。

答練・模試のシーズンに入るに当たってのこの時期定番の公開講座です。

 

 

答練・模試の解き方・受け方を知るための60分

※レジュメはこちら(PDF)からご覧ください。

 

 

 

「60分」というタイトルですが,「80分」になってしまいました……。

すみません。詰め込みすぎました。

具体的な問題の解き方を多数説明したかったのですが,具体的な問題の解き方に45分くらい使ってしまいました……。

解き方について話せることはまだまだあるので,もっと時間がほしかったくらいなんですが。

 

 

講義後にご相談もあったので,ちょっと補足説明をします。

 

 

目次

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不動産登記(記述)の出題論点を数分で確認する方法

レジュメP2の「不動産登記(記述)……の出題論点を数分で確認する方法」で説明した,SVO式で別紙の概要を把握する方法ですが,初学者向けの民法と不動産登記法の講義やテキストなら必ず最初に説明される以下のハナシです。

記述の解法まで,実は以下の基本中の基本からできているんです。

 

 

(『リアリスティック民法Ⅰ』P4~5より一部抜粋)

 

 

(『リアリスティック不動産登記法Ⅰ』P2~3より一部抜粋)

 

 

共通する視点や記憶のルール

レジュメP7の「共通する視点や記憶のルール」の例として,以下のルールを挙げています。

 

 

 

 

 

今回の公開講座の終了後に「こういったものは,どこで入手できるんですか?」というご相談がありました。

私の受験生時代はこれらの記載を基に説明をしていくテキストはありませんでしたが,『リアリスティック民法』と『リアリスティック不動産登記法』には多数記載しています。

以下のように,青地に白抜きにしている箇所です。

これらが,共通する視点や記憶のルールです。

 

 

【土地共有・建物共有の法定地上権】

 

(『リアリスティック民法Ⅱ』P264より一部抜粋)

 

 

【利用権の登記事項の思い出し方】

 

(『リアリスティック不動産登記法Ⅱ』P215より一部抜粋)

 

・利用権の登記事項

 

(『リアリスティック不動産登記法Ⅱ』P214~215より一部抜粋)

 

 

「共通する視点や記憶のルールを記載したテキストがあれば,あそこまで非効率的な受験勉強にならなかったのに……」という私の受験生時代の後悔が根底にあります。

 

 

 

 

 

 

松本 雅典

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