7月4日(日)の令和3年度司法書士試験に臨むみなさんに,必ず意識しておいていただきたいことがあります。
それは,
・記述では,高い確率でわからない論点が出る
ということです。
事前に心構えの準備をしていなければ,知らない肢・わからない論点が出ると焦ってしまいます。
1つの問題で1肢知らない肢があると「大丈夫かな……」,もう1つ知らない肢が出てくると「自分にはこの問題は解けなそう……」と思ってしまいます。
しかし,エとオの肢が知っている肢である,そもそも正解できなくてよい捨て問である,といった場合がほとんどです。
にもかかわらず,知らない肢・わからない論点で自信を奪われてしまうと,知っている肢・わかっている論点も「知らない……。わからない……。」となってしまうことがあります。
そこで,以下のことを必ず事前に意識しておいてください。
できれば,当日,試験前に唱えてください。
そして,試験中,知っている肢・わかっている論点が出てきたら思い出してください。
これ,本当です。
厳密にいうと,1桁で合格するような方だけは,知っている・わかっていることがありますが,1桁で合格できなくてもいいですよね。
みなさんが知らない肢・わからない論点は,合格者の方もほとんどが知らない・わからないのです。
なぜなら,みなさんが受講した講座,使用した教材は,これまで何十人,何百人もの合格者の方を出してきたものだからです。
その講座,使用した教材にだけ載っていない知識なんて,あるわけがないんです。
- おまけ
おまけですけど大事です。
記述でわからない記載があったら,無視したほうがいいです。
これは,これまでの本試験の記述の分析から導き出されます。
→ 解答に影響なし
→ 解答に影響なし
他の本試験当日の注意点は,以下の動画でお話していますので,以下の動画もご覧ください。
出陣!これだけは絶対に気をつけて!令和3年度(2021年度)司法書士試験
松本 雅典