お待たせいたしました。
令和5年度の記述の開示請求答案の分析が完了しました。
令和5年度については、170名の方から記述の開示請求答案をお送りいただきました。
前年よりも20通程増えました
お送りいただいた方、ありがとうございました。
多くの方からお送りいただいたおかげで、実際の採点基準に近づけたのではないかと思います。
お一人お一人の令和5年7月2日の闘いに敬意を表してから、開示請求答案の分析を始めました。
「推測採点基準・採点方法レポート」のアップ
分析が終了しましたので、5月1日(水)から、辰已法律研究所の受講者特典マイページに「推測採点基準・採点方法レポート」がアップされています。
以下の方が、ご覧になれます。
1.令和5年度の開示請求答案をお送りいただいた(*1)午前択一および午後択一の基準点を突破された受験生の方(合格者の方を除きます)
*1 募集は2024年3月末で締め切っておりますので、この後お送りいただいても「推測採点基準・採点方法レポート」は閲覧できません。
2.2024年度向け(*2)リアリスティック一発合格松本基礎講座を全科目受講された方(答練・模試の受講の有無は問いません)
*2 2025年度向けのリアリスティック一発合格松本基礎講座を全科目受講されている方には、令和6年度司法書士試験の「推測採点基準・採点方法レポート」が2025年5月頃にアップされる予定です。目標年度ごとにアップされますので、今回の特典は対象ではありません。
※閲覧方法についてご不明な点がございましたら、私ではわかりかねますので、お手数ですが、下記までお問い合わせください。
・kika15@tatsumi.co.jp(辰已法律研究所)
・03-3360-3371(辰已法律研究所・東京本校。12:00-18:00〔火曜日を除く〕)
「推測採点基準・採点方法レポート」の内容
配点と採点方法
たとえば、以下のことがわかりました。
・不動産登記の第1欄と第3欄は二重解だったのか
・枠ズレの採点方法
ほとんどの枠ズレのパターンの採点方法がわかったと思います。
・商業登記で配点が高い(=他の事項よりも正確に記憶するべき)事項
・商業登記の記載の省略方法
・戦略が勝負を分け得る
令和6年度の対策
配点や採点方法はもちろんご確認いただきたいのですが、レポートで太字にした箇所が令和6年度の本試験で行っていただきたいこと(戦略)です。
「受かって。受かって。とにかく受かって。」と考えながら書いたことです。
また、令和5年度の推測採点基準だけでなく、令和4年度以前の推測採点基準で令和6年度に役に立つと思われることはすべて書きました。
たとえば、以下のような事項です。
・明らかに配点の低い箇所(いったん飛ばすべき箇所)
・その記載を抜かすとその登記が0点になる不動産登記の地雷
・その欄の記載を抜かすとその登記が0点になる商業登記の地雷
・過去の得点調整
・過去の枠ズレの採点方法
・「どちらかが採点されれば」ということで2つの枠に同じ申請書を書くことは許されるのか
・解答欄を間違えた場合の対処法
・出題ミスがあった場合の対処法
・記載の省略方法
ex.「就任承諾を証する書面を記載する場合には、資格及び氏名を特定して、記載するものとする。」の注意事項が示された場合に、「取締役J、K、監査役Q、会計監査人R監査法人の就任承諾書 4通」とまとめてもよいのかダメなのか
29ページのレポートになります。
この試験は、知識はもちろん必要ですが、「情報」「戦略」も重要です。
戦略を立てるのに必要な情報と、その情報から導き出した「戦略」を記載したので、入手可能な方は必ず入手の上ご確認ください。
※このレポートを入手できない方は、以下のテキストご覧いただければ一部はわかります。以下のテキストの申請例は、この開示請求答案の分析から減点がないと思われる最小限の記載を表示しているものです。
松本 雅典