改めまして,本試験,本当にお疲れさまでした。
Twitterにはすでに記載しましたが,例年どおり,基準点の予想をします。
予想基準点
午前択一:27問or28問
午後択一:24問
記述 :予想できません
理由は,以下のとおりです。
午前択一
憲法は,第3問の個数問題は少しキツイですが,あとはとっていただきたいです。
民法は,第19問(不当利得)など難問もありますが,昨年よりは易化しています。
刑法は,近年の中で最もとりやすいです。
会社法(商法)は,第27問(株式会社の設立)と第31問(補欠の監査役)が難しいですが,それ以外はとっていただきたいです。
基準点を高めにしているのは,「形式」が理由です。
午前択一は,個数問題が1問で,単純正誤問題が4問です。
単純正誤問題は正解しやすい問題が多かったです(第1問・第29問・第34問・第35問)。
午後択一
民事訴訟法・民事執行法・民事保全法は,第2問(訴訟費用)が少しキツイですが,あとはとっていただきたいです。
司法書士法は少し難しいですが,供託法は取りやすい問題です(第11問の閲覧・証明まできちんと学習していればですが)。
不動産登記法が,午後択一の中で最も難しいです。
人によっては,解いている際,2問に1問くらい間違えている感覚だったかもしれません。
商業登記法は,不動産登記法と違い,とりやすかったと思います。
商業登記法に時間が残せていればですが,1問ミスで済ませていただきたいです。
午後択一の基準点が「25問」になるという意見もあると思いますが,出願者数が減少しており,記述の採点対象者の数があまり変わらないことを考えると,昨年度と同じく「24問」と予想します。
記述
6年間開示請求答案の分析を続けてきた私の推測ですが,得点調整がされる年度(ex. 平成26年度)とされない年度(ex. 平成28年度)があるため,記述の基準点を予想することは不可能だと考えています。
基準点予想は当たるのか?
私の主観に基づく基準点予想は,あまり当たりません。
申し訳ありません。
過去の主観に基づく基準点予想と実際の基準点は,以下のとおりです。
「( )」が実際の基準点です。
H29 | H28 | H27 | H26 | H25 | H24 | H23 | H22 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
午前択一 | 27or28 (?) |
27 (25) |
28 (30) |
27 (26) |
28 (28) |
28 (28) |
27 (26) |
27 (27) |
午後択一 | 24 (?) |
24 (24) |
25 (24) |
27 (24) |
24 (27) |
25 (26) |
25 (24) |
25 (25) |
私は平成22年度に合格しましたが,段々当たらなくなっていっています……。
データに基づく予想が最も信頼性がありますので,以下のデータリサーチにご協力いただければ幸いです。
みなさんに協力いただいたデータリサーチに基づく基準点予想を,7月8日(土)14:30~18:20の本試験詳細分析会(東京・無料)でします。
- 松本へのご連絡のお願い
リアリスティック一発合格松本基礎講座をご受講された方は(ご受講年度を問いません),自己採点結果のご報告をsihousyosi_5month@yahoo.co.jpまでメールしていただけると大変嬉しいです。
それが,1番気になっています!
合格発表までの過ごし方など,今後についてのご相談もご遠慮なくおよせください。
*通常メールを頂いた翌日までには返信しております。3日以上経っても返信がない場合は,届いていないと思われます。大変お手数ですが,別のメールアドレスからお送りいただければ幸いです。
松本 雅典