今年の私のクラスの合格者の方から,以下のようなお話をお聞きしました。
「『公開講座で不動産登記(記述)で枠がズレても0点にならないことがあると推測されている』という話をしていたのを聞いたことが受講したきっかけだった」
「配点が低いと推測される欄を聞いていたので,その欄は空欄にして他の欄に時間を使った」
「記述の解答欄を間違えていたことに試験終了ギリギリになって気づいたが,ある処理をすれば大丈夫だと聞いていたので,その処理をしたので合格できた」
合格するために必須であるのは,試験委員が求めるレベルの知識を正確に記憶していることです。
これは,合格者がきちんと出ている講座やテキストを使っていれば,得られる情報です。
それに対して,推測採点基準,法律知識を使わないで答えを絞り込むテクニックなど,合格に必須ではないプラスアルファの情報があります。
これらはなくても合格は可能ですが,ギリギリのところで合否を分ける可能性があります。
また,知っていると,「通常の受験生は知らない情報を自分は知っている」となるため精神的に有利になれます。
よって,武器を得られる機会のある方は得てください。
私の推測採点基準は,以下の記事にありますとおり,私の基礎講座を全科目受講された方以外でも,択一基準点を突破された受験生の方(合格者の方を除きます)は開示請求答案をお送りいただければ得られます。
多くの方にお送りいただけると精度が上がりますので,私からお送りする「推測採点基準・採点方法レポート」もより価値の高いものとなります。
なお,令和元年度の推測採点基準だけでなく,レポートの最後に「平成30年度以前の推測採点基準で令和2年度に向けても有用だと思われること」を記載します。
これは,過去8年間分の分析から,「これは知っておいてほしい」という内容です。
※このレポートを入手できない方は,以下のテキストご覧いただければ一部はわかります。以下のテキストの申請例は,この開示請求答案の分析から減点がないと思われる最小限の記載を表示しているものです。
松本 雅典