先日行った民法改正の公開講座がYouTubeにアップされました。
※公開講座当日は,大変暑いなかお越しいただいたのに,一部の方は中継教室になってしまい大変申し訳ありませんでした。
改正対策のプロが語る!民法の3つの改正(債権法・相続法・成人年齢)の概要と試験への影響
―知らなければ不安が募るだけ→いま知る!―
*公開講座内で使用しているレジュメはこちら(PDF)からご覧いただけます。
改正の内容以外にどうしても言いたかったことを,最後の1分30秒で申し上げました。
Twitterにも書いた以下のことです。
「改正前に受かるために必死にやろう」という言い方は、嫌いです。
改正があろうがなかろうが、受験生の方は次の試験に受かるために必死で勉強します。
「勉強できるのがあと1年なんです……」といったご相談を何度も受けてきました。
改正がある・ないの次元ではない方が多いんです。— 松本 雅典(司法書士試験講師) (@matumoto_masa) 2018年7月17日
あともう1つ,改正の内容以外に言いたかったことがあったので,ブログに書きますね。
これも申し上げると,上記のハナシが薄れそうだったので,割愛してしまいました。
改正があると,「勉強し直すのが大変だ……」とマイナスイメージを持つ方が多いと思います。
勉強し直す必要があるのも事実ですし,大変なのも事実です。
ですが,改正点をすぐに勉強するクセをつけてください。
合格前は目標年度の試験範囲になることが(ほぼ)確定した時点から,合格後は即座に勉強してください。
司法書士などの資格者,さらにいうと資格者に限らずサービスを提供して対価をもらっている人がしている仕事は,
他人より早くインプットして,他人より早くアウトプットすると対価を得られる
という仕組みになっているんです。
司法書士などの資格者は,大抵はそうですよね。
資格者の仕事のほとんどは,お客様自身が行っても構わないことです。
しかし,お客様より早くインプットしてアウトプットできるようになっているから,対価を得られるんです。
これは,資格者に限りません。
最近は,ブログやTwitterなどで莫大な収入を得る人もいます。
一部例外もありますが,これらの人の共通点は「他人より早くインプットして,他人より早くアウトプットしている」です。
驚くほど早いです。
他人より早くインプットして,他人より早くアウトプットする
これをクセにしてください。
私も,負けないようにそうします。
松本 雅典