答練・模試・年度別の過去問をある程度解かれて,「午後択一が時間内(MAX70分。理想は60分)に終わらない……」という悩みがある方は,多いと思います。
その方は,以下のことをやってしまっていませんでしょうか?
好ましくない思考の再現です。

好ましくない思考
【前提】
・「正しいものの組合せを選べ」の組合せ問題
・全肢を読む
・ 「◎」「☓」が知っている知識でかつ自信を持って判断できた肢, 「○」「\」が知っている知識だが自信を持って判断できなかった肢, 「△」が知らない肢
・アを読む
 ↓
・「○」をつける

 
・「テキストにあったな。思い出せるか,考えてみよう。」(10秒経過)
 ↓
・イを読む
 ↓
・「\」をつける
 ↓

・「テキストにあったな。思い出せるか,考えてみよう。」(10秒経過) 
好ましくないのは,「○」「\」をつけてしまったことではありません。
本試験では,「○」「\」はいくつもついてしまいます。
私もそうでしたし,実は今でも「○」「\」をつけてしまう肢があります。
一応言い訳をしてみると,講師は記憶する時間をまったく設けないので,自分が説明している理由や思い出し方を思い出さないと,即座に思い出せない知識があります。
好ましくないのは,上記のオレンジにした「思い出せるか,考えてみよう」という時間を設けることです。
といっても,まったく設けないのは行き過ぎなので,「2秒」にしましょう。
読み終わった瞬間に正誤を判断できない,または,2秒考えても正誤を判断できないのならば,「○」「\」をつけて次の肢にいってください。
なぜなら,ア・イの正誤の判断がまったく要らないかもしれないからです。
エとオに「◎」をつけられて,「5 エオ」が正解かもしれません。
そうであった場合,ア・イの知識を思い出しても,それは「自己満足」にしかなりません(※)。
※正確にいうと,ア・イに「☓」をつけられれば,選択肢は絞れる(場合によっては「5」だけが残る)ので,「自己満足」は言い過ぎです。しかし,エとオに即座に「◎」をつけられるなら,ア・イを考えるのは,自己満足です。

「○」「\」をつけたア・イの知識を思い出そうとするのは,ア~オに「◎」「☓」 「○」「\」 「△」をつけ,組合せ上,判断する必要がある場合のみです。
たとえば,以下の場合は,アまたはエのみを思い出そうとしてください。

好ましい思考
・アを読み「○」をつける(2秒考えてイの肢に)
 ↓
・イを読み「\」をつける(2秒考えてウの肢に)
 ↓
・ウを読み「△」をつける(△だから2秒考えることさえせずにエの肢に)
 ↓
・エを読み「○」をつける(2秒考えてオの肢に)
 ↓
・オを読み「◎」をつける
※組合せの候補に,「2 アオ」「5 エオ」がある
 ↓

・アまたはエを思い出そうとする 
つまり,「ア~オに『◎』『☓』『○』『\』 『△』をつけてから,どの肢について少し時間をかけて思い出そうとするかを決める」ということです。
あと1か月の午後択一の演習(択一過去問,模試,年度別の過去問)で練習してください。
注意しなければならないのは,「けっこう自制心が要る」ということです。
人間,思い出せそうなら,思い出したくなってしまいます。
「あの俳優の名前なんだっけ?」と思ったら,思い出しても1円の得にもならないのに考えちゃいますよね。
しかし,試験は,自分の感情を押し殺して,徹底的に点獲りマシーンにならなければなりません。
得点アップにつながること以外をやってはいけないのです。

  • 「学説問題(+テクニック)で帳尻り合わせ講座」
昨日,「学説問題(+テクニック)で帳尻り合わせ講座」のLIVE講義が終了しました。
ご受講いただいた方、ありがとうございました。
学説問題について,「学説問題で何が問われているか?」から始め,体系的に解き方を説明した講座はほとんどありません。
学説問題の読み方が,まるで変わるはずです。
私は答練・模試の解説講義を担当していませんので,私が択一の問題(学説問題)の解き方を数時間続けて解説する唯一の講義です。

LIVEは終了したので,今後はWebまたはDVDでご受講ください(学説問題には解法があります参照)。

私の基礎講座をご受講された方も,平成27年度向けor平成28年度向けの方は割引価格でご受講できますので,ご受講ください。
解法の再確認ができますし,テクニックがいくつか増えています。 

 

担当講座

リアリスティック一発合格松本基礎講座

 
松本 雅典

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