六法は買い換える必要があるのか？

秋に各種の六法が出版されましたが，『登記六法』の発売が今年は例年よりも遅かったため，六法に関する記事が遅くなりました。
まず，「六法を買い換える必要があるのか？」という問題があります。
不要です。
今年は大きな改正もありませんでした。
また，以下のような理由から，一般的に試験勉強中に六法を買い換える必要はありません。
Ⅰ　書き込みなどを写す必要が生じる（時間の無駄以外の何物でもありません）
Ⅱ　購入費用がかかる（安い値段ではありません）
Ⅲ　法改正があった場合には，法令データ提供システムなどから入手可能である（当ブログの右側のサイドバーのリンクにあります）
民法が大改正されたというレベルであれば，買い換えた方がよいですが，そのようなことがない限り不要です。
よって，以下の記載は，これから試験勉強を始める方向けです。
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六法は，以下の基準で選んで下さい。

本試験まで六法を持って外出することがなく，自宅のみで学習するという方はほとんどいないと思われますので，携帯可能なコンパクトサイズの六法をお勧めします。

なお，大きめのサイズの六法をカッターなどで切断し，補強して必要な範囲のみを持ち歩くという方もいらっしゃいます。
その作業がご面倒でなければ，その方法でも構いません。
私は人間関係の作り方などが非常に不器用なので，無理です（六法の分冊とどう関係しているかわかりませんが）。 

不動産登記令・不動産登記規則・商業登記規則が掲載されているかが，判断基準になります。
そこで，上記の法令も収録されている以下のコンパクトサイズの六法をお勧めします。
　　　　　

登記六法は，先日，やっと私の手元に届きました
講師や実務家は，もちろん，毎年買い換えます。
受験勉強をしているわけではありませんから（試験の勉強はしますが）。

Amazonだと1～3週間かかるようなので，hontoから注文しました。