「認定考査や実務のための勉強」を したいという方が多いと思いますが,それ以外に趣味として法律書を読んでみたいという方もいると思います。
そこで,「何のため」という意味ではなく,単純に知的好奇心のために読んでみると面白い書籍を紹介します。
※実務や他の試験を意識して紹介していませんが,実務や他の試験(特に司法試験)に役立つものもあります。
※あくまで合格者向けなので,受験生の方は合格後に読んで下さい。
【憲法】
ベタですが,憲法の王道の基本書です。
司法書士試験ではあまり勉強しなかったと思いますが,憲法に関する歴史的な話も書いています。
【民法】
ベタなのが続いて,すみません。
ただ,内民は読みやすいですし,コラムも面白いです。
あとは,民法改正について興味がある方は,こちらを読んでみると改正がなぜ必要なのかがわかると思います。
著作の内田先生は,民法改正検討委員会の事務局長です。
【会社法】
本文も興味深い記述が多いのですが,何と言ってもコラムが充実しています。
コラムだけを読んでも,面白いです。
これを読むと,企業法務をしたくなるかもしれません。
【民事訴訟法】
今年の8月に発売されたばかりの書籍です。
図表も適宜入っていますし,理由付けも豊富な方です。
実際の裁判の手続の順に沿って記載しているのも,私としては良いと思います。
【民事執行法・民事保全法】
著者が元裁判官だけあって,裁判所の実情などが書いてあって面白いです。
前記の『リーガルクエスト会社法』と同じく,コラムが面白いです。
【商業登記法】
最後は,司法書士事務所に入ってからも使える(というより使う)ものです。
商業登記をする方は,必ず参照することになるでしょう。
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