今日は,午前科目の得点戦略を考えてみましょう。
初学者の方,中上級者の方,どちらであっても,目標は30問正解です。
予定通り獲れれば理想的ですが,少し間違えても28問くらいでは止まるように対策を立てる必要があります。
では,科目ごとに1つ1つ確認していきましょう。
1. 憲法 (3問)
憲法が試験科目に加わった平成15年からの問題で,正解できない問題は平成23年第1問のみです。
平成23年第1問のような問題が出題されなければ,3問獲るべき科目です。
憲法は,初学者の方と中上級者の方で差がつきにくい科目です。
中上級者の合格者の方でも,1/3問(多くはいませんが0/3問)という方もいます。
それに対して,初学者の合格者の方で3/3問正解してくる方は,かなりいます。
つまり,時間をかければ解けるようになる科目ではありません。
早い段階で,司法書士試験の憲法の”コツ”を掴む必要があります。
コツさえ掴めば,かなり獲りやすい科目です。
2. 民法(20問)
18/20問が,目標になります。
この科目は,初学者の方と中上級者の方で差がつきます(特に,単純に細かい知識がないと解けない問題が多くなったときに,この傾向が強くなります)。
中上級者の合格者には,19/20問,20/20問という方も普通にいます。
よって,中上級者の方は,最低でも18/20問は死守する対策をする必要があります(1の憲法,及び,4の会社法(商法)に不安がある方は,特にその必要が高くなります)。
それに対して,初学者の方は,18/20問が目標になりますが,現実的には17/20問(最悪は16/20問)ということもあり得ます。
3. 刑法(3問)
3/3問が,目標になります。
近年の刑法は,全問正解できない年度がほとんどありませんので(私は1問間違えましたが・・・),難問が出ない限り,全部獲るつもりで対策を立てて下さい。
これは,初学者の方であっても,中上級者の方であっても同様です。
初学者の方であっても,「刑法に手が回らない」という事態は絶対に避けて下さい。
刑法の対策は,もちろん判例です。
4. 会社法(商法)(9問)
一般的には,7/9問が,目標になります。
会社法は,実は憲法と同様,時間をかければよいという性質の科目ではありません(憲法よりは知識の重要性が高いのはもちろんですが)。
単純な暗記科目ではなく,ある意味,司法書士試験の中で最も趣旨や一貫した考え方がわかっているかが得点に影響する科目だからです。
「資本金とは,何ですか?」という質問に,即座に答えられなかった方は,暗記科目と勘違いしている可能性があります(答えは,こちらをご覧下さい。※26:20~2:30:00をご覧下さい)。
こういった本当の意味での”基本”という枠組みを作ってから,知識を入れましょう。
また,平成17年以前のカコ問が使えないものが多いことも,理由の1つです。
つまり,「問題を解くことが,実はレベルの低いアウトプットだ」ということに気づいていない講師に指導を受けた受験生の方が迷走する科目なのです(未だに数多くいると思われます)。
そこで, テキスト自体のアウトプットや条文シャドウイングをしているみなさんは,圧倒的に有利になります。
こういった理由から,正しい勉強法を採っている方は,初学者の方であっても,十分会社法を得点源にできます。
結論を申し上げると,以下のようになります。
① 刑法では差がつかない(というより,差がついたらまずい)
② 民法は中上級者の方が有利なので中上級者の方は民法は確実に獲る
③ 初学者の方は憲法・会社法を得点源にしてⅡの帳尻を合わせる(もちろん,中上級者の方も正しい勉強法を採り,得点源にするべき)

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