本日2020年12月24日(木),令和2年度(2020年度)司法書士試験の筆記試験の合格発表がされました。
法務省から発表されたのは以下の情報です。
・令和2年度司法書士試験筆記試験の合格点等について(資料)(PDF)
・令和2年度司法書士試験筆記試験(記述式問題)の出題の趣旨について(PDF)
・令和2年度司法書士試験筆記試験(記述式問題)得点別員数表(PDF)
・令和2年度司法書士試験筆記試験 総合得点別員数表(PDF)
基準点・合格点などは,以下のとおりです。
*択一については,11月4日(水)にすでに発表されていました。
・午後択一 24/35問(72/105点)
・記述 32.0/70点
・合格点 205.5/280.0点
(上乗せ必要点 26.5点)
合格された方,おめでとうございます。
口述試験はありますが,口述試験はまず落ちない試験です。
「自分には受からない試験なのではないか?」「諦めようかな……」と何度も考えたと思います。
それを乗り越えて「結果」が出ました。
結果が出るかどうかわからないことに,時間と労力をかけられる能力は仕事をしていくうえで1番大事なものだと思います。
結果まで出て最高の成功体験となりましたので,今後も,この能力と成功体験を生かしていってください。
なお,口述試験はまず落ちない試験ですが,口述模試は必ず受けておいてください。
どのような流れの試験なのか知らないと不安だと思いますし,最低限記憶すべきことがわかります。
*無料/要予約
*対象者:2020年度司法書士試験筆記試験合格者で,リアリスティック一発合格松本基礎講座などの受講歴(受講年度は問いません)のある方(合格体験記・講座推薦文の執筆は任意)
本日,不合格が判明した方。
「落ち込まないようにしよう」と思っても,無理だと思います。
「ダメだろう」と思っていた方でも,本心では期待はあったと思います。
択一の基準点を突破し,記述次第というところまで行ったわけですから,落ち込まないほうがおかしいです。
少しでも早く次に進めるようにするには,何か行動をしたほうがいいです。
過去問を解き始めるでも,講義を聴き始めるでも,仕事をするでも何でもよいので,何もしないで考える時間をできる限りなくしたほうがいいです。
来年度も目指される方は,本日の結果を「思い出として振り返られる過去」にしましょう。
松本 雅典