今年度の本試験で,最も時間との戦いが厳しかったのが,不動産登記(記述)です。
1時間~1時間30分ほどかけてしまった方も,多いです。
しかし,1時間以内に合格レベル(と思われる)答案を書けている方もいらっしゃる,というのも事実です。
私のクラスの方からのご報告に限っても,多数いらっしゃいます。
そのために,知識の精度を上げる(択一よりもヒントの少ない中で思い出せるレベルにする)ことは,もちろん必要です。
ですが,それだけではなく,「解法」が必要です。
解法とは,2度読みを限りなく少なくする検討順序,注意事項ごとの処理の仕方の記憶,指示に忠実に従えるようにする対処法,答案構成の方法(答案構成をするかも含めて)などのことです。
そこで,解法を説明するガイダンスを行います。
1時間以内に不動産登記(記述) を解く解法とは?(小玉式・松本式)
―― 平成28年度の本試験問題を題材に
日程
普段ガイダンスを行う東京本校ではなく,東京アネックス校(東京本校と同じく高田馬場駅から徒歩数分)ですので,ご注意ください。
受講料
担当講師
松本
対象レベル
・民法および不動産登記法をひと通り学習した初学者の方
本試験の受験経験のある方(お試し受験は除きます)は,問題なくお聴きいただけるレベルのガイダンスです。
初学者の方は,民法および不動産登記法まで進んでいないと,わからないハナシが多くなってしまいます。
たとえば,「名変登記」と聞いて,「何のこと?」という状況だと,厳しいです。
ただし,不動産登記(記述)の学習に入っている必要はありません。
民法および不動産登記法まで進んでいれば,不動産登記(記述)の学習開始前に「記述って,こういう問題で,こうやって解く方法があるんだ~」と方向性を確認できる機会になります。
内容
小玉先生と松本が,対談形式で,それぞれの解法を説明していきます。
小玉先生と私は,解法で共通する部分もありますが,異なる部分も多いので(ex. 検討順序,答案構成をするかしないか),2つの解法をお聴きいただき,「使えるな」と思ったものを採り入れてください。
私は,おまけとして,「不動産登記(記述)における会社法人等番号の処理方法」をご説明します。
他の注意事項から想定できる(あの注意事項と位置づけ・処理方法が同じなので),会社法人等番号の解答の求め方のパターン,および,その処理方法をお伝えします。
平成27年度向け以前の講座では説明していませんので(平成28年度から試験範囲となったため),平成28年度向け以降の講座を受講されていない方は,このガイダンスで会社法人等番号の処理方法を仕入れてください。
※平成28年度の不動産登記(記述)の問題を題材に解法を説明しますが,本試験問題をお持ちいただく必要はありません。問題・解答は,こちらで用意します(ご自身の問題冊子をご覧になりたい方は,お持ちください)。また,事前に解いていただく必要もありません。問題の概要は,ガイダンスの冒頭で説明します。
久しぶりのガイダンスです。
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。
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