憲法第1問は・・・

平成23年度(2011年度)司法書士試験

今年の本試験で最も難しかった問題が、午前第1問(憲法)です。
僕の肢別の分類は、
ア・・・△(無理)
イ・・・△(無理)
ウ・・・S(推理で判断可)
エ・・・S(推理で判断可)
オ・・・△(無理)
です。
ア・イは、参考条文があるので、Sにしたいところですが、22条2項の「外国に移住し」に気付いて下さい、といのはちょっとキツイです。
オも、「明白かつ現在の基準」が、相当厳格な違憲審査基準だから、ということから推理して下さい、というのはちょっとキツイです。
ちなみに、芦部憲法(最新の第5版)を読んでて知識で判断可能なのは、ア・イのみです(ただし、オは容易に推理できます)。
ウ~オは、判例百選Ⅰの判例117の判旨の左下に書いています。
昨年の憲法と違って、この第1問だけは司法試験レベルの出題です。
でも、たった1問の出題です。
これを正解するために、芦部憲法・判例百選の判旨まで読みますか?
芦部憲法、判例百選の判旨まで判断できるようにするには、下手したら、司法書士の民法と同じくらいの労力がいります。
司法試験レベルの問題は、憲法が司法書士試験で出題されるようになって9年間で、1/27問です。
今後、出題されるかも分からない問題のために、20問ある民法と同じ労力をかけるのは・・・。
<今日のつぶやき>
(問題)以下の4人を、年齢の若い順に並び替えて下さい。
   1 大島 優子
   2 高橋 みなみ
   3 篠田 麻里子
   4 松井 珠理奈
Pointになるのは、大島優子が高橋みなみより年上ということでしょう。
3の高橋みなみは、前田敦子 or 板野友美に替えて出題されることも十分に考えられます。
篠田麻里子が、1番年上というのは、どのテキストにも載っている基本知識です。
松井珠理奈は、顔が大人っぽいですが、10代です。
「松井珠理奈(まつい じゅりな → じゅうだい」でRecollect!
(正解)
   4 松井 珠理奈(14)
   2 高橋 みなみ(20)
   1 大島 優子(22)
   3 篠田 麻里子(25)

中上級者用のテキストには、センターの松井珠理奈の(最初に)右にいる高柳明音も載っているでしょうね。
 

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