司法書士試験には,短期合格・超短期合格しやすい性格・考え方があります。
つまり,一発合格者etc.には,一定の共通する性格・考え方があるわけです。
今日の話は,「短期合格者・超短期合格者は,『情報の一元化』を講師に勧められながら,実はその作業は無駄であることに気づいており,『検索先の一元化』の発想で学習している」という方法論の話ではなく,“性格・考え方”の話です。
なぜ,「考え方」も含めているかと言うと,性格は容易に変えられませんが,考え方なら変えられるからです。
というより,考え方を変えられないと, 何においても成功することはほとんど不可能です。
生まれつき,又は,育った環境により形成された考え方でそのまま成功できる人なんて,ほとんどいないからです。
では,司法書士試験に「短期合格・超短期合格しやすい性格・考え方」とは?
それは,
1. いかに「メンドクサイ」と思えるか
2. 根拠なき自信を持てるか
1について
「メンドクサイ」と言うのは,日々の勉強においてではありません。
勉強できる時間のすべてを勉強時間に充てるのは,当たり前です。
そうではなく,テキストを見た時に,「こんなの1個1個思い出せるようにするのメンドクサイな~。なんか楽な方法ないかな」という発想です。
よく言えば,「効率的」ですが,結局は
「メンドクサイ」 んです。
2について
司法書士試験で要求される知識量は,膨大です。
書店に足を運んで頂ければわかりますが,400ページ前後のテキストが10冊程度並んでいます。
あれを見て,冷静に「ここにある知識のほとんど(ポイントだけですが)を思い出せるようになる」と思える方がおかしいです。
普通は,「自分には,こんな量は無理だ…」と思います。
勉強を始めても,「こんなにあったのか…」と思わない人は,ほとんどいません。
そこで,論理的な思考によるものではなく,「自分にはできる!」と思えるかが重要です。
根拠は全くなくて構いません。
要は,「短期合格・超短期合格しやすい性格・考え方」を持っている方とは,
「『メンドクサイ』という感情と,非論理的な『根拠のない自信』と,『恋(いと)しさ』と『せつなさ』と『心強さ』を持っている方です。
若い人は,わからないかも…。
(お知らせ)
来週の「本試験出題予想会」ですが,商法で知らない知識が出た場合の推理の方法もお伝えしようと思っています(予想会の趣旨とは外れますが)。
昨年度の商法の正答率は,10%台でしたが,「この方法で正解した」というご報告を数名の方から受けました。
詳しくは,こちらをご覧下さい。
(今日のつぶやき)
まだ総選挙は観ていないのですが,結果は確認しました。
10位・・・松井玲奈
(私の予想 )
10位・・・松井珠理奈
10位までに入っているメンバーが,全員当たっているのが怖い…。
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