2024向けリアリ基礎講座を受講された方の2025向けの学習【まとめ】

司法書士リアリスティック一発合格松本基礎講座

今年度に合格している方も多いでしょうが(それを何よりも望んでいます!)、合格推定の方を除き、少し休んだら2025年度向けに学習を再開したい方が多いと思います。

そこで、この記事で、2024年度向けリアリスティック一発合格松本基礎講座(2024年度向け20か月合格コースを含みます)を受講された方の2025年度向けの学習方法をまとめます。

 

 

目次

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1.2025年度向けのリアリ基礎講座を継続受講するか

 

「継続受講制度」とは?

2024年度向けリアリスティック一発合格松本基礎講座全科目一括」以上のパック・コース(「2024年度向け20か月合格コース」を含みます)を受講された方が、「2025年度向けリアリスティック一発合格松本基礎講座全科目一括」または「2025年度向けリアリスティックフルパック」を定価の半額でお申し込みいただける制度

(リアリ基礎講座では例年実施している制度です)

 

継続受講のご案内は、辰已法律研究所から対象者の方のご自宅に届きますが、届いていない方は、辰已法律研究所・東京本校03-3360-3371(12:00-18:00〔火曜日を除く〕)までご連絡ください。

 

(1)判断基準

継続受講をするかは、以下の基準で考えてください。

 

学習のペースメーカー、モチベーション維持として必要か(講座がなくて1人で勉強できるか)

 

法改正対策だけで継続受講をするのは、コスパが良くないと思います。

2024年度向けと2025年度向けでテキストが変わる科目もありますが、(後述しますが)2024年度向けの講義でレジュメを配付し、法改正の対応をしています。

 

それよりも重要なのが、「講座がなくて1人で勉強できるか」です。

できる人もいますが、これに苦しむ方が多いです。

 

リアリ基礎講座を受講されて目標年度の翌年度に合格されて合格報告を頂く方のうち、継続受講されている方とされていない方の割合は例年「50:50」です。

よって、継続受講がマストではありません。

 

「講座がなくて1人で勉強できそうか?」で判断してください。

 

(2)「リアリスティック記述完成講座」にするか?

「リアリスティック記述完成講座」は、2025年度向けリアリ基礎講座の一部です。

 

継続受講であれば、民法、不動産登記法、会社法・商業登記法、民事訴訟法・民事執行法・民事保全法、供託法・司法書士法、刑法、憲法の講義も受講できますので、継続受講のほうが圧倒的にコスパが良いです。

 

継続受講の対象の方は、「リアリスティック記述完成講座」ではなく、継続受講をお薦めいたします。

 

 

2.2025年度向けのリアリ基礎講座を継続受講する方の学習法

 

(1)全講義を聴き直すか?

学習時間が取れる方は、全講義を聴き直してください。

 

それに対して、学習時間が十分取れない方は、全講義を聴き直す必要はありません。

以下の科目のみ聴き直すといった方法でも構いません。

 

①使用テキストが変更される科目

今のところ、以下のテキストが変更予定です。

・民法Ⅲのテキスト(【第4版】→【第5版】)

・不動産登記法Ⅰのテキスト(【第4版】→【第5版】)

・不動産登記法Ⅱのテキスト(【第4版】→【第5版】)

・記述式[応用編](新刊を使用)

 

②苦手科目

 

(2)テキストを最新のものに変更するか?

継続受講の方は、講義で使用する『リアリスティックテキスト』と『リアリスティック記述式問題集・基本編[不動産登記・商業登記]』『リアリスティック記述式問題集・応用編[不動産登記・商業登記]』『【第2版】リアリスティック不動産登記法 記述式』『【第2版】リアリスティック商業登記法 記述式』は、ご自身でご用意いただく必要があります。

2024年度向け基礎講座で使用したものと多くが重なっているためです。

択一過去問集は配付されます。

 

1.使用テキストが変更されるもの

※現時点での予定であり、今後の法改正によって使用テキストが変わる可能性もある点、ご了承ください。

 

2024年度向けリアリ基礎講座と2025年度向けリアリ基礎講座で、使用テキストが変更されるのは、以下のテキストです。

 

①民法Ⅲのテキスト(【第4版】→【第5版】)

②不動産登記法Ⅰのテキスト(【第4版】→【第5版】)

③不動産登記法Ⅱのテキスト(【第4版】→【第5版】)

④記述の後半の問題→『リアリスティック記述式問題集・応用編[不動産登記・商業登記]』

 

■①~③について

いずれも改正に対応するためです。

しかし、上記①~③の【第4版】から【第5版】への法改正による変更は、民法の親族編の講義および2024年4月実施の不動産登記法の補講で、レジュメで対応がされています。

よって、レジュメの内容を反映していただいているのであれば、2024年度向けに使用した【第4版】で2025年度向けの講義を受講することもできます

 

ただし、途中でページ繰りが少し異なるページが出てくる、指定過去問情報のページが少し異なるページがある、改正以外の条文・判例の追加・削除が少しある、といった理由から、【第4版】だと、少しだけ2025年度向けの講義が受けにくくなる部分があります。

「新しいテキストで心機一転学習したい!」ということであれば【第5版】で講義を受けていただいても構いませんが、【第4版】にした書き込みも多いと思いますので、【第4版】で2025年度向けの講義を受けたほうが良い方が多いと思います(最終的にはご自身の好みになります)。

 

■④について

『リアリスティック記述式問題集・応用編[不動産登記・商業登記]』は、ご用意ください。

 

2.書き込みの違い

ランクは、変わります。

 

ランク以外は、大きく変わるわけではありません。

講義を聴きながらたまに書き換えればよい程度なので、テキストが変わらない科目は、2024年度向けリアリ基礎講座で使用したテキストで2025年度向け講義を受けていただいたほうが良いと思います。

やはり、2024年度向けにした書き込みも多いと思われるためです。

 

 

3.2025年度向けのリアリ基礎講座を継続受講しない方の学習法

1.クール分け

まず、来年度の本試験までの期間を以下の3クールに分けてください。

 

【第1クール――7月~12月】

【第2クール――1月~3月】

【第3クール――4月~本試験】

 

2.テキストを回す回数

そして、テキストを回す回数を決めてください。

最低限、以下の回数は回していただきたいです。

 

【第1クール――7月~12月】2回

【第2クール――1月~3月】2回

【第3クール――4月~本試験】4回

 

第1クールではじっくり読む箇所が多くて構いませんが、第2クール以降はアウトプットがメインになるのが理想です。

可能であれば、回す回数をさらに増やしてください。

第3クールは、憲法の講義の最後で配付された「直前期リアリスティックマニュアル」が来年度の直前期にも当てはまるため、このマニュアルを基に計画を立ててください。

 

なお、理解が浅いと判断した箇所は、講義音声があれば、再度その箇所をお聴きください。

2年目で、苦手な科目のみ再度聴き直す方もいます。

 

3.択一過去問

最低限「第1クールで1回、第2クールで1回、第3クールで1回」は解いてください。

過去問ができないと、他の受験生の方の正答率の高い問題を落とすことになります。

 

マスト過去問以外も解けると理想的ですが、時間的に難しい方はマスト過去問だけに絞ってください。

 

過去問演習も、可能であれば回数をあと1~2回増やしてください。

 

4.記述

基本的には、1週間に1問解いてください(直前期に入ると模試や年度別の過去問を解くためもう少し増えます)。

素材は、『リアリスティック記述式問題集・基本編[不動産登記・商業登記]』、配付した問題および模試となります。

これらに加え、よろしければ、『リアリスティック記述式問題集・応用編[不動産登記・商業登記]』もお使いください。

 

5.答練・模試

模試は、4月~6月に必ず受けてください。

答練を受ける時間も取れる方は、答練も受けてください。

 

6.使用テキストを変更するか?

2024年度向けリアリ基礎講座と2025年度向けリアリ基礎講座で、使用テキストが変更されるのは、今のところ、以下のテキストです。

 

①民法Ⅲのテキスト(【第4版】→【第5版】)

②不動産登記法Ⅰのテキスト(【第4版】→【第5版】)

③不動産登記法Ⅱのテキスト(【第4版】→【第5版】)

④記述の後半の問題→『リアリスティック記述式問題集・応用編[不動産登記・商業登記]』

 

■①~③について

いずれも改正に対応するためです。

しかし、上記①~③の【第4版】から【第5版】への法改正による変更は、民法の親族編の講義および2024年4月実施の不動産登記法の補講で、レジュメで対応がされています。

よって、レジュメの内容を反映していただいているのであれば、2024年度向けに使用した【第4版】をそのまま使用して問題ありません。。

 

■④について

よろしければ、お使いください。

 

 

受講相談は、ご遠慮なく辰已法律研究所・東京本校03-3360-3371(12:00-18:00〔火曜日を除く〕)までお寄せください。

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