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「記述でサプライズがあったときに最高に喜んで下さい(笑って下さい)」と申し上げましたが(本試験当日合否を分けるものすご~~く重要なポイント),たとえば,以下のようなサプライズがあり得ます。
答案構成用紙が配布されなくなる
もちろん,配布される可能性の方が高いわけですが,配布されないこともあり得ます。
かつては配布されていなかったわけですし,受験案内のどこにも,「答案構成用紙を配布します」とか「答案構成用紙は,試験時間終了後,持ち帰ることができます」(試験問題についてはこの記載があります)などの記載はありません。
ちなみに,答案構成用紙は持ち帰ることができます。
平成25年度司法書士試験受験案内
この「答案構成用紙が配布されなくなる」という可能性についての注意は,記述において答案構成用紙を使用する方で,予備校に通っていない方に向けてのものです。
以下の方は,大丈夫です。
1. 答案構成用紙を使用しない方
2. 答案構成用紙を使用するが予備校に通っている方
1について
使用しないので関係ありません。
2について
答案構成用紙を使用しない解法の講師であれば,言う必要はありませんので,講義中に 「答案構成用紙が配布されなくなる」という可能性について言及しないでしょう(する講師もいるかもしれませんが)。
しかし,答案構成用紙を使用する解法の講師であれば,講義中に必ず「答案構成用紙が配布されなくなる」という可能性について言及します。
さすがに,受験案内を読まない講師はいません。
もちろん,私も記述の講義の中で申し上げています。
ということで,以下の話は,記述において答案構成用紙を使用する方で,予備校に通っていない方に向けてのものとなります(ただし,講義での私の話を失念していたという方はしっかりお読み下さい)。
別に,答案構成用紙が配布されなくなっても問題ありません。
配布されなくなったら,問題冊子の余白又は白紙のページ(最後の方が白紙になっています)に答案構成をすればよいだけです。
配布されなくなる可能性も考慮して,『リアリスティック不動産登記法 記述式』
それに,私は受験生時代,本試験の2週間前(3週間前だったかもしれません)まで,答案構成用紙というものが配られるということを知りませんでした。
誰も教えてくれなかったので。
本試験の2週間前に,大原さんの無料模試の解説動画を観ていると,講師の方が「本試験では,メモ用にこのような紙が配布されるわけですが,・・・」ということを聴き,「なんじゃそりゃ~」とは言いませんでしたが,パソコンの前で驚きました。
こんな便利なものがあるなら使おうということで,そこから2週間は,白紙の紙を使うことにしました。
ということで,私の解法は,元々は問題冊子の少ないスペースを使うことから生まれたものですので,答案構成用紙がなくなっても問題ありません。
他の講師の答案構成も,その点は考慮して,答案構成用紙への記載量は絞った方法となっているはずですので,ご安心下さい。
答案構成用紙を使用する方で,「答案構成用紙が配布されなくなる」という可能性を考慮していなかった方は,本試験まで数回は記述の問題を解くはずですので,その時に,問題冊子の余白又は白紙のページに記載するということを行って,簡単なシミュレーションをしておいて下さい。
それで十分です。
そして,本番で答案構成用紙が午後の部の配布物の一式になかったら,どうしますか?
はい,最高に喜んで下さいね。
答案構成用紙が配布されないということを考慮していなかった受験生の方は,試験開始前にパニックになり,総崩れになります。
そう,まるで小早川秀秋の裏切りを考慮していなかった石田三成のように。
みなさんは,それではいけません。
小早川秀秋の裏切りを早い段階から察知し,味方であるはずの小早川陣に対して迎撃部隊を用意していた大谷吉継のようになって下さい(ただし,勝たないといけませんので,大谷吉継を超えないといけませんが)。
合戦(試験)は,あらゆることを考慮しておかなければなりません。
そして,合戦はあらゆる可能性を考慮して軍議(予備校の講座や最近の私のブログが軍議に当たります)を行っても,必ず想定外のことは起こります。
勝利した徳川家康にさえ,三男の秀忠の3万8千の軍勢が間に合わないなどのトラブルはあったわけです。
しかし,家康はそれを逆手に取って,関ヶ原に西軍をおびき出し,得意の野戦に持ち込みました。
つまり,サプライズなどがあった時に,どのようにそれを利用できるかで,合戦(試験)の勝敗は決することがあるのです。
秀吉が行ってきたような圧倒的な兵力差による合戦ならまだしも,関ヶ原(司法書士試験)のように,どちらに傾いてもおかしくない合戦ならなおさらです。
家康と三成の差は,小早川秀秋や吉川広家の裏切りもありますが,何より裏切りの可能性(司法書士試験で言えばサプライズ)を想定していたかどうかなのです。
父親・祖父を近臣に殺されている家康は当然それを想定していましたが,政治畑にいた三成は高潔でありすぎたためその考慮がありませんでした。
ここで注意して頂きたいのは,誰が裏切るかではなく,裏切り(サプライズ)が起こり得ることを想定していたかどうかです。
想定外のことが起こるのが合戦(試験)ですから,誰が裏切るか(どんなサプライズがあるか)を完璧に予想することは不可能です。
石田三成の方が豊臣家のために戦ったということで,賞賛されることもありますが,歴史は勝ったものが作ります。
みなさんも,家康のように勝って下さい。
ぜひ,サプライズを利用して下さい。
サプライズの利用の仕方は,冒頭にかかげた以下の記事をご参照下さい。
本試験当日合否を分けるものすご~~く重要なポイント
(今日のリアリスティックなつぶやき)
どうでもよいことなんですが,歴史好きです。
特に,関ヶ原前後が好きなので,変わっていると思います。
あまり人気がないですが,徳川家も好きです。
家康というよりは,「徳川家」です。
徳川家は,本多忠勝とか本多正信とか,有能な武将が多いんですよ。
ライブ講義は終了しましたので,通信でご受講下さい。
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