市販テキスト『リアリスティック民法』の基本的な情報(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ共通部分)を列挙します。
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ共通
黒と青の2色刷り
A5
紙質:少し黄色がかった紙
こんな感じです(色合いが見づらくてすみません)。
事項索引・条文索引・判例索引
テキストの利便性(※)記載しましたが,事項索引・条文索引・判例索引は,作成するのに1日もかかりませんので。
このテキストの索引も,チェックを含めても数日で作成しています。
さらにいえば,初めから索引を作成する前提で著者が原稿を作成すれば,1時間もかからずに索引が作成できます。
※上記の記事に記載した点は,すべてこのテキストでも実現しています。
索引があるのは当たり前ですが,このテキストの特徴的な点は,お使いただく方の便宜を考え,それぞれのテキストにⅠ・Ⅱ・Ⅲすべての事項索引・条文索引・判例索引を載せていることです。
これも,実物をご覧いただいたほうが早いかもしれません(Ⅰの事項索引の抜粋です)。
索引を使用する場合,「どこにあるかわからない」ということですから,「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのどこにあるかわからない」ということも十分にあり得ます。
「Ⅱ掲載の用語を探そうと思ったら,Ⅰの索引を開いてしまった」ということもあるため,このようにⅠ・Ⅱ・Ⅲのすべての索引を載せています。
改正対応
再婚禁止期間の改正については,印刷所への入稿までに「成立した場合の原稿」と「成立しなかった場合の原稿」を用意していましたが,ギリギリで成立してよかったです。
もちろん,まだ成立していない債権法改正(総則編,債権編を中心とした大改正)には対応していません。
債権法改正案は昨年の通常国会と今年の通常国会に提出されましたが,審議にさえ入りませんでした。
また,成立した場合でも,「この法律は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」(平成28年1月招集第190回国会提出民法の一部を改正する法律案附則1条1項)とされていますので,数年は試験範囲にはならないと考えられます。
ただし,現行法の理解に役立つと思われる改正案については,以下のように触れている箇所がいくつかあります。
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