「リアリスティック演習民法」は,以下のような演習講座です。
受講形態
・Web(お申込み後随時視聴可)
・DVD(お申込み後随時発送)
問題の内容
・全問新作問題
*いずれも民法択一35問
・全4回すべて民法全体から出題
・総則・債権・相続の出題数が多めで改正法の問題の比率が高い
この演習講座は,過去問ではカバーしきれない以下のような点をカバーする講座です。
①改正法ではポイントがズレてしまう
ex. 債権譲渡の過去問では,異議をとどめない承諾についての肢が多数あります。しかし,改正法では異議をとどめない承諾の制度が廃止されました。よって,過去問で「異議をとどめない承諾をした」とあった場合,それは意味がないことになるのですが,そのことは改正法ではポイントにはなりません。
②新設された制度については,過去問がない
ex. 定型約款,配偶者居住権・配偶者短期居住権,特別の寄与
各回の論点は,以下のとおりです。
※民法に自信のない方は出題論点の予習をしてから受けていただいてもOKです。
※本試験のように受けたい方は,以下の論点表はご覧にならないでください。
・リアリスティック演習民法・論点表(PDF)
民法で4回ありますので,このように,改正点だけでなく民法の論点をひととおり網羅できます。
難易度
問題の難易度は,「本試験の易し目の年度」と同程度です。
本試験当日であれば,余裕をもって合格するには30問正解を目標にしたい難易度です。
本試験までまだ少し時間がある時期ですので,この程度の難易度がちょうどよいかと思います。
レジュメ
問題・解説とは別に,以下のようなテキストの根拠ページと過去問の根拠を記載したレジュメを配付します。
テキストは,私の『リアリスティック』テキストのものですので,お持ちでない方は「テキスト」の項目は参考程度にしてください。
過去問知識は,間違えた場合は真っ先に復習してください。
解説講義
以下のように進めていきます。
1.「本試験当日であっても間違えてもよい問題」の指摘
↓
2.各問題の冒頭で「正解を出すのに使うべき肢」の指摘
いわゆる「決め肢」です。
人によって異なるので,私の指摘どおりでなくても構いませんが,参考にしてください。
「これはどんなテキストにも載っている知識ですが,ここまで正確に記憶している方は多くはないので,使わないほうがいいです」「この肢とこの肢だと,肢の構成からこの肢のほうが誤りがある確率が高いです」など択一の解法を説明していきます。
演習講座で最も伝えたいことが,この「解法」です。
同じ知識でも正解数が変わるのが,司法書士試験です。
同じ知識で1問でも多く取れるようにしていきます。
↓
3.肢の解説
理由付けはもちろんですが,それだけでなく,思い出し方や他の知識にも使える視点を説明します。
ウェブ上での申込みは,WEBスクール(辰已法律研究所さん)でできます。
松本 雅典