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よくこのように言われます。
私は,これは違うと考えています。
しかし,単に私が「違う」とだけ言えばよい問題ではありません。
これは,司法書士試験業界だけではなく,日本社会全体に関わる,(他国に全くないとは言いませんが)日本特有の大きな問題です。
特に,平成26年度司法書士試験を目指している方にとっては,4月~6月に重要となります。
「一発合格者しか講師になる資格はない」という声が出てくるのは,「日本人が『肩書き・数字・結果』などが好きで好きでたまらない民族である」ということが原因です。
日本人ほど,人の中身を見ずに,「肩書き・数字・結果」で判断する民族はそうはいません。
このような言い方をすると違和感を覚える方がいるかもしれませんが,たとえば,プロ野球チームの12球団で,プロ野球選手でなかった監督がいるでしょうか?
サッカーは,どうでしょうか?
「ザッケローニ氏がいる」と思われたかもしれませんが,ザッケローニ氏はセリエAで大成功を収めた監督です。
その実績がなければ,いきなり日本代表の監督になるということは,あり得なかったでしょう。
海外は違います。
たとえば,サッカーの世界一の監督であるモウリーニョ氏は,プロの経験さえありません。
上記の例に出てきたザッケローニ氏も,選手としては20歳になる前に引退しています。
しかし,セリエAでミランを優勝に導くなど,セリエAでトップの監督になるまでキャリアを積み上げました。
日本であれば,そこまでいけなかったでしょう。
中田英寿氏など海外でプレーした選手は,日本の問題点として上記の話を挙げることがあります。
これが,日本人の民族性です。
悪いとは,申し上げません。
しかし,注意して下さい。
何に注意して欲しいかというと,直前期(4月~6月)の答練・模試です。
私や他の講師が,何度「答練・模試の成績は合否に関係ありません。落ち込む必要はありません」と申し上げても,みなさんのほとんどは,成績が悪ければ落ち込みますし,どのような原因で間違えたかなどに意識はいかず,点数を最も気にされます。
それが,普通の日本人です。
しかし,それでは,合格可能性が低くなります。
この時期から準備して,直前期(4月~6月)にも再度意識して,それでやっと「答練・模試の成績は合否に関係ない。落ち込む必要はない」と思えるかどうかというところです。
点数や結果を気にされる気持ちはよくわかります。
しかし,みなさんの目的は司法書士試験に合格することです。
7月6日に現在のモウリーニョ氏やザッケローニ氏のようになっていればよいのです。
途中から,答練・模試の話がメインになり,「一発合格者しか講師になる資格はない」という話が飛んでしまいましたが,これは,「たとえ一発合格者でなくても,一発合格のノウハウを持っている講師であればよい」と考えて下さい。
割と簡単な「一発合格講師(一発合格のノウハウを持っている講師)を見分ける方法」があるんですが,これはまた後日書こうかと思っています(私が「この記事を書く」ということを思い出せば…)。
(今日のリアリスティックなつぶやき)
サッカーの話が出てきたので,ワールドカップについて個人的な要望を一つ。
俊輔をワールドカップに連れて行って下さい
代表引退ということですが,何とかお願いして下さい。
予選でフリーキックを一本は決めますよ。
フリーキックは,現役選手では世界一だと思います(真面目に)。
ただ,俊輔はあれだけ代表を引っ張ってきたのに,ワールドカップとは本当に縁がないですね(出たことはありますが)。
2002年は,選ばなかったことが未だに理解できません(コーナーキックを直接決めたりしていた時期ですよ)。
1998年に,カズを落とした意味もわかりませんが。
日本サッカー界を作った人ですし,予選でも中田と同じくらい活躍していたのに…。
松本 雅典