いざ戦に

平成30年度(2018年度)司法書士試験

戦の朝です。

 

 

目次

精神面

 

不安や緊張が大きい方

それは,受かるからです。

そのまま試験に突入して,試験が終わっても何の問題もありません。

そのような状態で合格する方が多いです。

 

「緊張しすぎて問題が頭に入ってこなかったらどうしよう……」と不安な方もいるかもしれませんが,極度の緊張状態は3分(どんなに長くても10分)くらいしか続きませんので,大丈夫です。

 

思ったより落ち着いている方

戦が始まり突撃するのを待っている騎馬隊のような心境だと思います。

理想的な心境ですので,以下の注意点だけ気をつけて戦ってきてください。

 

 

最後の注意点

・いきなり今までの解き方(解く順番など)を変えないでください。問題をパッと見て「この問題から解きたいな」と思うことがあるかもしれませんが,グッと我慢して,答練・模試・年度別の過去問で解いてきた解き方どおりに解いてください。解き方を変えても,良いことはほとんどありません。

 

・時間配分は必ず守ってください。午前択一は1問3分のペース,午後択一は1問2分のペースがきたら,確定していなくてもマークしてください。不動産登記(記述)は14:40,商業登記(記述)は15:35になったら,申請すべき登記が確定していなくても解答を書き始めてください。択一も記述も,確定していないことが多い状態で解答を書き、その状態で受かる試験です。

 

・知らない肢や記述で見たことのない論点が出たら,それは他の受験生の方も間違いなく知りません。それを知らないことが原因で落ちることはありません。

 

・5時間の中で「この知識知らない……」「もっと勉強しておけばよかった……」「ダメかも……」「時間内に終わらない……」などというシーンが訪れる確率が高いです。しかし,16時まで,受けた講座,講師,使った教材,そして自分を信じてください。

 

 

さあ,勝ちにいきましょう。

 

 

 

松本 雅典

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