基準点など
本日8月8日(月),平成28年度司法書士試験の択一の基準点が発表されました。
発表された基準点は,以下のとおりです。
午前択一 25/35問(75/105点)
午後択一 24/35問(72/105点)
午前択一が25問ですか。
昨年度の30問から5問も下がりました。
難易度調整をやり過ぎた結果ですね。
ですが,午前択一が25問だった方には,本当によかったです。
なお,以下の資料も公表されています。
■午前択一
・第30問:5(誤りの数が5個)
やはり,「定款に法令の規定と異なる別段の定めがない」で監査等委員会を置くまたは指名委員会等を置くという選択は排除されない,ということのようです。
参考記事:
解答が割れている午前択一第30問についての私の見解【追記あり(16/07/07/13:06)】
■午後択一
・第16問:4
エは「Aに対する」という点が誤り(自己信託の場合は受託者ではなく受益者に通知)ということでしょう。
オは,正しい肢として出したということです。
・第21問:3,4
複数解です。
以下,法務省の発表です。
(注) 午後の部第21問は,地上権の登記事項に関して誤っている肢の組合せを選択する問題ですが,誤っている肢は,イ,ウ及びオの3つであると解されますので,3又は4のいずれも正解とすることとしました。 受験者の方々に御迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに,今後このようなことがないよう,再発防止に努めてまいります。
リアリスティック一発合格松本基礎講座のご受講経験のある方
択一の基準点を突破された方は,記述の採点が気になると思います。
私の基礎講座をご受講された方は(ご受講年度を問いません),
再現答案(間違えた箇所のみを記載したものでも結構です)をsihousyosi_5month@yahoo.co.jpまでメールしていただければ,おおよその得点をお伝えします。
すでに昨年度までの分析に基づく平成28年度の推測採点基準は作成しています。
午前択一が25問や26問の方も可能性が出てきましたので,「25問や26問でダメかな……」と諦めかけていた方も,ご遠慮なくおよせください。
また,
個別面談または電話相談で拝見することも可能です。
もちろん,記述の採点以外のご相談(ex.基準点発表を受けての今後のご相談)も,ご遠慮なくおよせください。
松本 雅典
担当講座
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