司法書士の“リアルな”就職状況・初任給などをお話します

司法書士の年収・月収・就職
今週末の1月17日(土)に,以下のガイダンスを行います。
 
・司法書士の“リアルな”仕事・就職・収入(無料)
 1月17日(土)14:00~15:00 東京本校(東京本校の地図はこちらをご覧ください)

司法書士試験合格後の話です。
「仕事 → 就職 → 収入」の順で話していきます。
「リアルな」は,特に就職と収入にかかっています。

目次

就職状況

就職状況については,近年の合格者と事務所経営者(つまり,就職する側と採用する側の両者)からヒヤリングした内容が含まれていることはもちろんですが,それだけでなく「司法書士試験合格者の就職の専門家の方」からの情報も交えてお伝えします。
私は,懇意にさせていただいている「司法書士試験合格者の就職の専門家の方」がおり,定期的にコンタクトを取っていますので,よりリアルな状況をお伝えできると思います。

収入

収入については,「司法書士事務所の初任給は月◯万円です」など具体的な初任給をお伝えします。

私の知る限り,予備校のガイダンスで「初任給は月◯万円です」という話をした講師はいません。
「ますます広がる職域」「無限の可能性」など抽象的な話ばかりです。
十分な貯蓄や不労所得がある方を除き,ほとんどの方は,月の収入から家賃やローンの支払をし,駐車場代の支払をし,食費の支払をし,お子さんの学費を支払うわけです。
講師は,そのことを強く自覚する必要があります。
講座をご受講していただくために,「良いことしか」伝えないのは,決して許されることではありません。
なお,これはガイダンスをお聴きいただくみなさんのためであると同時に,私のためでもあります。
「合格しただけで人生バラ色」「資格を取れば仕事は簡単に入ってくる」といった説明ばかりを受け,合格後に「◯◯講師にダマサれた~」という話は,同期の方などから何回も聞いたことがあります。
「合格後の良いことしか伝えない」―これは,これまでの予備校が行ってきた大きな罪です。
私は正直,合格後に「ダマサれた~」と恨まれたくないです。
講師になった方も,受験生時代は「良いことしか」伝えない予備校に疑問を持っていたのではないでしょうか。
いつから変わってしまったんですか。いつから。
なお,もちろん,司法書士試験に合格すると「良いこと」も多数あります(良いことも,もちろんお伝えします)。
私は,取得する価値が十分にある資格だと思っています。
でなければ,講師はしていません。
ただ,すべての人にとって取得する価値があるかはわかりませんので,「良いこと」も「悪いこと」も知ったうえでご自身で判断してください。
本ガイダンスは,もちろん無料ですし,ご予約も不要ですので,1月17日(土)14:00に辰已法律研究所さんの東京本校(東京本校の地図はこちらをご覧ください)に直接お越しください。
お持ちいただく必要のあるものは,ありません。
 
特に以下のいずれかに該当する方は,ぜひお越しください。
・これから司法書士試験を目指そうかどうか考えている方
・行政書士試験を受験し,次は司法書士試験を目指そうかどうか考えている方
・司法試験を目指していたが(目指しているが),司法書士試験を(も)目指そうかどうか考えている方
・すでに司法書士試験の学習を開始しているが,講師から合格後の「実際」の話(初任給など)を聞いたことがない方
 
 
松本 雅典

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