答練・模試は受ける必要があるか?(2)

答練・模試

昨年,答練・模試は受ける必要があるか?(1)という記事を書いて,(2)を書いていなかったので,続きです。
上記の記事に書いたとおり,模試は,平成25年度司法書士試験の合格を目指すのであれば,どのような状況の方でも受けて下さい。
しかし,答練は,状況によります。
1. カコ問が終わっている(一度解いた)方
受けて頂いて結構です。ただし,テキストの復習の時間がなくなるのならば,受けないで下さい。
2. カコ問が終わっていない(一度も解きおわっていない)方
受けている暇はありません。
この区分でおわかりのとおり,理由は「テキスト・カコ問の方が重要だから」です。
テキスト・カコ問の方が重要であるというのは,火を見るよりも明らかです。
答練だけで合格した方はおそらく一人もいないと思いますが,テキスト・カコ問(+ 模試)だけで合格した方はいくらでもいます。
私も,模試は受けましたが,答練は受けたことがありません。
というよりも,受けている暇はありませんでした。
私の基礎講座をご受講中の方で,パックで答練・模試を申し込んで頂いた方もかなりの数いらっしゃいますが,私は講座内で「カコ問が終わっていないのであれば,申し込んでいても受けないで下さい」と申し上げています。
ただし,辰已法律研究所さんの答練(オープン)が始まる4月にカコ問が解き終わっていないのはまずいので,遅れている方は,何とかそれまでに終えるようにして下さい。
また,たとえば,フルタイムで働かれている方で,答練を受けるとテキストのノルマがこなせなくなるという方は,答練を受けないで下さい。
テキストの復習の方が,重要だからです。
安心して下さい。
答練の知識だけでは受かりませんが,テキスト及びカコ問の知識だけなら受かります。
「答練及びその復習で本試験に望め」と言う講師がいますが,あり得ません。
答練だけでは,合格レベルの知識量の網羅性がありません。
そういったことを言う講師は,受験生の方の方ではなく,予備校の方を向いているのです。
左のサイドバーにあるとおり,私も答練の解説講義を担当しますが,そんなことは申し上げません。
受けて活用できる方と,活用できない方がいますので,それは正直に申し上げるべきです。
そこを明らかにした上で,活用法を申し上げるべきです。

あくまで,答練は答案練習会です。
つまり,練習の機会を増やすものです。
答練とは,カコ問が終わってしまった方が,初見の問題を解く練習etc.をするために受けて意味があるものです。
そういった方には,価値のあるものですので,時間と費用が許すのであれば活用すべきです。
(今日のリアリスティックなつぶやき)
前回の記事で,「次期センターは渡辺麻友の可能性が高い」と書きましたが,島崎遥香の可能性も低くはないでしょう。
理由は,「上からマリコ」と「永遠プレッシャー」の違いです。
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