『リアリスティックテキスト』の最新版と今後の改訂についてのお問い合わせ

市販テキスト『リアリスティック』シリーズ

『リアリスティックテキスト』をお使いの方、ありがとうございます。

本シリーズの改訂版などについてのお問い合わせが非常に多くなってきましたので、この記事でまとめておきます。

 

 

目次

最新版【2022年7月時点】

2022年7月時点での各科目の最新版は、以下のとおりです。

以下のもの以外、2022年7月時点で決まっている改訂版はありません。

 

 

■民法

Ⅰ:第3版(2021年4月発売)

Ⅱ:第4版(2022年4月発売

Ⅲ:第4版(2022年4月発売

Ⅱ・Ⅲは、令和3年の物権法・相続法の改正(割と大きな改正)に対応したのが第4版です

この改正は、2023年度から出題範囲になります。

※Ⅰは,この改正の影響がないので【第3版】が最新版のままです。

 

■不動産登記法

Ⅰ:第4版(2022年7月初旬発売

Ⅱ:第4版(2022年7月初旬発売

令和3年の不動産登記法の改正(民法の物権法・相続法の改正も。割と大きな改正)に対応したのが第4版です

この改正は、2023年度から順次、出題範囲になります。

 

■会社法・商業登記法

Ⅰ:第2版(2021年3月初旬発売)

Ⅱ:第2版(2021年3月初旬発売)

 

■民事訴訟法・民事執行法・民事保全法

:初版(2020年11月発売)

 

■供託法・司法書士法

:第2版(2022年7月下旬発売

令和4年5月の供託規則の改正(登記事項証明書・印鑑証明書)に対応したのが第2版です。

この改正は、2023年度から出題範囲になります。

 

■刑法

:初版(2021年9月発売)

 

■憲法

:初版(2021年12月発売)

 

 

現時点で判明している2023年度向けに必要な改正は、上記の最新版で対応可能です。

旧版をお持ちの方は、お手数ですが,最新版をご用意ください。

ただ、旧版をお使いの方は、いまお持ちのテキストは書き込みがあると思いますので、ベースはいまお持ちのテキストでも構いません。

上記の改訂版を入手していただき、改正による変更箇所を切り取って、いまお持ちのテキストに貼り付けたり書き込んだりして使う方法もあります。

 

2023年度向けリアリスティック一発合格松本基礎講座では、いずれの科目も、上記の最新版を使用する予定です。

なお、2023年度向け20か月コースの方にも、ある程度情報が出揃う全講義が終了する2022年12月頃を目処に、「改正」および「令和4年度の試験を受けてのランク修正」などについての補講を行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松本 雅典(辰已法律研究所)2021/9/18

 

 

 

 

 

今後の改訂についてのお問い合わせ

『リアリスティックテキスト』の改訂の時期についてお問い合わせを頂くことが多いです。

 

確定次第、すぐにTwitterに書きます。

Twitterに書く前は、私も発売時期がわかりません。

「原稿を書いているのならわかるのでは?」と思われるかもしれませんが、原稿は、たとえば、2022年4月に発売された民法Ⅱ・Ⅲの【第4版】だと、2021年11月頃には書き上がっていました。

逆に、2022年7月下旬発売の供託法・司法書士法の【第2版】は、2022年5月に書き上げました。

2022年4月に改正されたので、次の月に書き上げたのですが、こんなに早く発売されるとは思っていませんでした。

ちょうど、在庫数が少なくなっているタイミングだったそうです。

 

書籍の改訂時期は、改正だけでなく、倉庫の在庫数、市場の在庫数、取次会社からの注文数をみて、発売時期の確定直前に出版社が判断します。

 

書籍の業界は、特殊で、売れなかった書籍を書店が返品できます。

その損失は、出版社が負担することになります。

 

改訂版が出ると、旧版は出版社まで返品されますので、改訂版の発売は、出版社にとって損失が大きくなることもあります。

それでも、最新の情報をできる限り早く読者の方に届けたいという思いがあり、旧版でどれくらいの損失が出るのかを想定して、改訂版の発売時期を決定します。

 

どの出版社も、そういったギリギリの判断をしているので、改訂版の発売時期の決定がされているのは、私がTwitterに書く時期とほとんど同じです。

 

よって、Twitterに書いていない改訂版の発売時期は、私にも出版社にもわからない(確定していない)ので、お答えできない点をご理解ください。

「改訂版の発売時期を知りたい!」という思いは、私も他の書籍については読者の立場ですのでよくわかるのですが、上記のような事情をご理解いただければ幸いです。

 

 

 

松本 雅典

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