『供託法・司法書士法』,『会社法・商法・商業登記法』と,新刊のお知らせが多くてすみませんm(_ _)m
『リアリスティック不動産登記法』,ここ数か月ほど売切れの状態が続いていました。
すみません。
そこで,「増刷か?改訂か?」という話になりました。
債権法改正・相続法改正対応版(第2版)の発売後に,令和2年3月の民法改正の通達と令和2年3月の不動産登記規則の改正があったので,「改訂」ということになりました。
第3版の主な改訂内容は以下の3点です。
1.令和2年3月の民法改正の通達に対応
令和2年3月に,配偶者居住権と債権法改正についての通達が発出されました(令2.3.30民二.324,令2.3.31民二.328)。
これを反映させました。
これによって,民法改正に完全対応となります。
2.令和2年3月の不動産登記規則の改正に対応
令和2年3月に,法人の印鑑証明書の提供と登記事項証明書の作成期限についての改正がされました。
これを反映させました。
3.最新先例や理由付けの追加
最新先例や理由付けの追加をしました。
理由付けは,『リアリスティックテキスト』シリーズは改訂の際に毎回追加しています。
このテキストは私の基礎講座の指定テキストなので,講義の予習で新たに調べた理由を改訂で反映させています。
上記3点以外にも,細々とした変更は多数行っています。
よほど注意深く読み比べないと気づかないレベルですが,「この形容詞を加えたほうがわかりやすい」「『,』の位置を変えたほうが読みやすくなる」「この1行は前のページに収めたほうが使いやすくなる」など,細々とした変更は多数行っています。
第3版は,すでに発売されています。
松本 雅典