みなさんが知りたいのってこういうデータや数字ですよね?

司法書士の年収・月収・就職
予備校が行う,試験合格後の話をするガイダンスでは「こんなに成功している人がいる」「こんなに輝いている人がいる」など,個別事例のみの話がされます。
みなさんが,討論番組を見ていたとして,「こんなに苦しいと言っている中小企業の社長さんもいるから,今の経済政策は…」「これだけ売上が上がったと言っている中小企業の社長さんもいるから,今の経済政策は…」など,個別事例から入る政治家がいたら,「はっ?」って思いますよね。
個別事例なんて挙げたら,どんな時代でも「苦しい」「儲かっている」という人がいくらでも出てくるに決まっています。
講師の話でいうと,「こんなに儲かっている司法書士がいる」「私はスゴイやりがいを感じている」とだけ言われても,「その人はね…」「あなたはね…」って思いますよね。
極めて主観的なことです。
ちなみに,主観的なこと(「司法書士としての職業生活に満足しているか?」など)についての数千人規模のアンケート調査もあるので,せめてこのアンケート調査の結果を示せばいいのに…。
一合格者(実務家)の方の講演なら問題ありません。
こういった方からは,むしろその人の個別具体的な経験談を聞きたいので。
しかし,講師は「その資格について説明する立場」にいます。
個別事例のみを話すのでは,説明になっていません。
「野球についてまったく知らない人に,野球選手について説明しなさい」と言われているのに,イチローについてだけ延々と説明しているようなものです。
個別事例について語るのが良くないと言っているわけではありません。
私も,個別事例について語ります。
しかし,それは「統計データ」を語ってからです。
みなさんが,合格後のハナシとしてまず知りたいのは,以下のような統計データではありませんか。

1月30日(土)に合格後の話をする以下のガイダンスを行いますが,このような統計データをきちんとお見せします。
司法書士に関しては,統計データが少ないのですが,いくつかはありますので,お見せしないのは信義に反します。

・司法書士の“リアルな”仕事・就職・収入
(無料・ご予約不要)
1月30日(土)18:00~19:00
東京本校(高田馬場。地図はこちらです)

また,初任給についても,具体的に「月○円くらい」とお話します。
はっきり申し上げて,司法書士試験の合格者の方の初任給は高いわけではありません。
そのため,ガイダンスで初任給についてお話する私に「バカじゃないの?(笑) あんたの講座に興味がある人が多く来ているんだから,そんなの言わなきゃいいのに」とおっしゃる方もいます。
しかし,ガイダンスで初任給について語らなかったら,その講師は終わります。
受験生の方から一切信用されなくなります。
多額の財産がある方を除き,毎月の収入から,家賃やローンの支払をし,駐車場代の支払をし,食費の支払をし,お子さんの学費の支払をし,親御さんの介護費の支払をするんです。
にもかかわらず,「毎月いくらもらえるか?」の話をしないなんて,あり得ません。
ただ,私以外の講師が「月○円」と話しているのを聞いたことがないんですよね…。
個別事例のみの話をして,「こんなに輝ける資格」「こんなに社会貢献のできるやりがいのある資格」といった話ばかりする予備校業界が,本当に問題のない業界なのでしょうか?

また,私は,足を使って以下のような取材もしていますので,「就職」や「収入」の話には強い講師だと思います。
司法書士の就職・転職のプロに聞いた!就職状況の実際
私の講座の話はほとんどありませんので,合格後のリアリスティックな話をお聞きになりたい方は,お越しください。
もちろん,良い話もしますよ。
私は取る価値があると思っていますので。
私の人生は,この資格のおかげで変わりました。
ただ,価値があるかは人によって違います。
きちんとデータ(数字)をお見せしますので,取る価値があるかはみなさんが判断してください。

近日開催

LIVEガイダンス

・現代の本試験に対応できる答練・模試&本試験の解き方(無料・ご予約不要)
  2月20日(土)18:00~19:00 東京本校(高田馬場。地図はこちらです)
平成28年度向けガイダンス
・リアリスティックに見る司法書士試験とは?&シャドウイング学習法
(無料・ご予約不要)
  2月20日(土)20:00~21:00 東京本校(高田馬場。地図はこちらです)

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リアリスティック一発合格松本基礎講座

 
松本 雅典
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