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記述の学習順序を確認しましょう

記述

戦略的に記述の学習をせず,闇雲に学習してしまっている受験生の方は多いと思います。

「1日1問解く」「新作の問題を何十問解く」などというのが典型例です。
たしかに,それで合格する方もいます。
戦略がなくても,本試験でたまたまうまくいけば合格できることもあります。
しかし,私は講師ですから,「1日1問記述の問題を解いてください」「新作の問題を50問解いてください」などとだけ申し上げるわけにはいきません。
近年の本試験を受けたことがある方であれば,「情報処理能力」が求められるということに異論を挟む方はいないでしょう。
あの分量ですからね。
そこで,戦略的に記述の学習をするために,今日の記事では記述の学習順序を確認しておきます。
※左の流れが不動産登記(記述),右の流れが商業登記(記述)です。

多くの方が,Step 1の次にStep 3に入ってしまっています。
※Step 3の中でStep 2を行うことは問題ありません。Step 3に入ってしまっている方は,Step 2も入れてください。
つまり,戦略的な学習ができているか否かの違いは,Step 2の「解法の学習」をしているか否かなのです。
「解法」は講師によって異なります。
予備校の講座をご受講しており,解法の講義をする講師であれば,その解法に従って(※)解いてください。
※自分なりの工夫を少し入れることは,問題ありません。たとえば,「自分は何回解いても『相続証明情報』を書き漏らしてしまうので,午後の部が始まった13:00の段階で,不動産登記(記述)の答案用紙のすべての添付情報の欄に『相』とだけ書くようにする」などということです。「自分なりの工夫を少し入れること」を否定する講師は,あまりいないと思います。
ただし,解法の説明は一切せずに,単に問題文を冒頭から読んでいき,論点の説明のみをする講師もいます。
そのような講義であった場合には,独学の方と同様,市販の書籍で解法を学習する必要があります。
市販されている解法の書籍には,以下のものがあります。
いずれを選択するかは,私の書籍も含まれる関係上,みなさんの判断にお任せします。
・『うかる! 司法書士 記述式 答案構成力 [実戦編]』(日本経済新聞出版社)山村拓也(編), 伊藤塾(編)


   

・『超速解 司法書士試験記述式』(辰已法律研究所)小玉真義(著)


   

・『司法書士 リアリスティック 記述式』(日本実業出版社)松本雅典(著)


   

松本 雅典
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