司法書士のリアルな仕事・就職・収入

司法書士試験合格後についてのほとんどの予備校のガイダンスでは，以下のような話ばかりがされます。

「司法書士の仕事の領域はどんどん広がっている」
「開業して，食べていけなかった司法書士はいない」
簡単に言うと，合格後の“良いことだけ”を話します。
予備校も金儲けが目的ですので，良いことを話したいということは少しは理解できますが，明らかな虚偽の説明をしてはいけません。
「仕事の領域はどんどん広がっている」ということについては，何が正しいか言い難いので問題がないかもしれませんが，「開業して，食べていけなかった司法書士はいない」というのは，明らかに虚偽の説明です。
これは，決して許されることではありません。
講師としてという問題ではなく，人間として許されません。
受験生の方には，“生活”があります。
収入から家賃やローンの支払をし、駐車場代の支払をし、食費の支払をし、お子さんの学費を支払うわけです。
同期やその他の合格者の方とお会いすると，「◯◯が言っていた上手い話にダマされた…」という話をよく聞きます。
「◯◯の話を信じて仕事を辞めなければよかった…」という話も聞いたことがあります。
◯◯には，有名講師の名前が入ります。
しかも，この手の話で名前が挙がるにもかかわらず，まだ講師をしている者が多数います。
私は，そのような講師，いえ，そのような人間にはなりたくありません。
かっこいいことを申し上げているようですが，人間としての一線を超えたくないという話をしているだけです。
そこで，以下のガイダンスでは，司法書士試験合格後の“実際”をお話します。

「月収◯◯円」などという話をします。

おそらく，私以外に，ガイダンスで具体的な月収の数字を申し上げる講師はいないと思われます。
しかし，「司法書士としての社会的貢献」「司法書士の仕事のやりがい」などという話の前に，毎月通帳に記載される金額がいくらなのかということがまず知らなければならないことだと思います。
そこから家賃や駐車場代やお子さんの学費を支払うわけですから。
なお，私は，この「司法書士」という資格は取る価値のある資格だと思っていますので，“良い面”もきちんとお話します。
私の人生は，この「司法書士」という資格のおかげで変わりましたので。
私の講座に全く興味がない方も，既に他の講座をお申込みの方も，合格後の良いことしか聞いていないという方は，ぜひ上記のガイダンスにお越し下さい。
平成27年度向けリアリスティック一発合格松本基礎講座のその他のガイダンス日程は，以下のようになっております。


【東京本校】（東京本校の地図はこちらをご覧下さい）

5月4日（日）14：00～15：30


【大阪本校】（大阪本校の地図はこちらをご覧下さい）

4月6日（日）10：00～13：00

【京都本校】（京都本校の地図はこちらをご覧下さい）

4月6日（日）16：00～19：00


【福岡本校】（福岡本校の地図はこちらをご覧下さい）