平成28年度の商業登記(記述)
平成28年度は,「商業登記(記述)が想定していたよりも点数が低かった」という方が多いようです。
私のクラスの受講生の方で,発表前に私が採点した方では,「6点低かった方」が最大のズレだと思います。
私のクラスの受講生の方(受講年度は問いません)で,「大幅に低い」という方がいらっしゃったら,以下のアドレスにメールしてください。
しかし,6点どころではなく,10点,20点と低い方もいらっしゃるようです。
「その原因は松本が探れ」と姫野先生がおっしゃっているので(正確には以下の文),結構プレッシャー……。
「これは,松ちゃんの採点基準分析を待つしかないのですが,試験委員の採点能力の低さが原因と,僕は思っています。」
これまで探り当てた(と思われる)採点基準の例
しかし,一部だけでも受験生の方と共有するために,先日,Twitterに書きました(すでにツイートは削除しています)。
毎年100通以上の開示請求答案を分析する中で,やっと推測できた採点基準ですので,他の講師には見られたくないんです(「答案をタイプ別に分けてスキャンして,1週間スライドショーで見比べる」など様々な分析をして推測しているものですから。デスノートの月〔ライト〕とL並に色々と考えます(笑))。
私のTwitterをフォローしている司法書士試験講師はほぼいませんので(というかTwitterをしている講師がほぼいませんので),すぐにツイートを消すことにより,フォロワーの受験生の方とだけ情報が共有できたかと思います。
なお,上記のツイートの内容は,今年の5月にお送りした「平成27年度採点基準松本作成―不動産登記(記述)・商業登記(記述)」P9に記載しています。
この特典データをお持ちの方は,データをご覧ください。
上記のツイートを見逃した方も,後記「■択一基準点を突破された受験生の方」(開示請求答案をお送りいただく方)と「私の平成29年度向けの基礎講座を全科目受講中の方」は,ご安心ください。
上記の採点基準は,納得できるものではないでしょうか。
筋が通っているかと思います。
「地雷」と表現しましたが,適切な表現でないかもしれません。
採点者から見ると,「こう判断せざるを得ない」という答案だと思います。
答案を書いているほうは「これを書いている」と思って書いていますが,採点者は「答案しか見られない」のです。
平成26年度ほど話題になりませんでしたが,平成27年度も,不動産登記(記述)が想定より点数が低かった方がいました。
私が答案を拝見したりヒアリングしたりした方の原因は,これでした。
開示請求答案の募集
しかし,今年度の商業登記(記述)の採点基準がわかるかは,まだわかりません。
それでも,「松本の分析力にかけてみたい」という方は,開示請求答案をお送りいただければ幸いです。
詳細は上記リンク先のページをご覧いただきたいのですが,概要は以下のとおりです。
対象
謝礼
以下の2点がプレゼントされます。
・小玉先生作成
締切り
平成29年3月31日(消印有効)
わかるかな……。
毎年,分析を始める前は不安しかありません。
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