私が担当するリアリスティック一発合格松本基礎講座のテキストで恐縮ですが,午前択一の肢別の分析は,後記の表のようになっています。
まとめると,次のようになります。
1. テキスト(カコ問)で正解できる:29問
2. 推理で判断できる肢を判断できて正解できる:3問(すべて学説問題です)
3. 正解できない:3問
基礎講座のテキスト(カコ問)で合格できるんです。
ただし,1の29問のうち,1問(2問)は獲るのが難しいです。
第19問は,エが正しいと思ってしまうので,それにより間違えることがあります。
また,第29問は,テキストにはありますが,少し細かいので,間違えた方もいたと思います。
よって,1で27問ならギリギリ問題なしと考えて下さい。
学説問題については,基礎講座の講義冒頭で,数十回解き方をお伝えしたので,2は,3/3問(2/3問)獲って頂けたと思います。
なお,私の平成25年度向け基礎講座のテキストの総ページ数は,B5で3145ページです。
午前科目でいうと,憲法は183ページ,民法は701ページ,刑法は193ページ,会社法・商業登記法合わせて940ページです。
図もかなり入れていますので,知識量として決して多いテキストではありません。
後記の分析の「テキスト・カコ問にあり」は,「テキストから少し考えればわかる」というものは入れていません。
たとえば,判例であれば,出題の根拠となったと思われる判例が載っていたかどうかで記号を付けています。
判旨を聞いている肢であれば,出題された判旨の文言がテキストになければ,「T」とはしていません(猿払事件など)。
後記の表を,よろしければ印刷するなどして,みなさんの本試験の分析にお使い下さい。
「T」とされている知識のすべてが,みなさんのテキストに載っている必要はありませんが,載っていないものが多いのであれば,テキストを変える必要があります。
そういえば,すみません。
カコ問で何問解けるかを数えませんでした。
カコ問だけですと,基準点にはいかないので(推理ができた場合は除きます),眼中にありませんでした。
『司法書士5ヶ月合格法』
に「カコ問を何度も繰り返す時代は,完全に終結した」と書きましたとおり,カコ問だけでは合格できません。
よって,私の書籍やブログで「テキスト・カコ問のみ」という表現を使っており,「テキストをアウトプット教材として下さい」と申し上げているのです。
私の書籍で「カコ問のみで大丈夫」というのは出てこないはずです。
「カコ問のみ」がないか,出版前にテキスト検索をかけましたので。
でも,カコ問は間違いなく最も重要な問題です。
※この講座が,私が提供する初学者の方及び中上級者の方のための講座です。
【無料体験について】
【記述の基準点予想】
受験生の方に,記述の基準点予想のアンケートを取らせて頂いています。
昨年度は,かなり予想が近接していました(以下のページ参照)。
アンケートにご協力頂ければ幸いです。
記述の基準点予想(平成25年度司法書士試験)
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リアリスティック司法書士試験