松本がお薦めするLECさん・TAC/Wセミナーさん・伊藤塾さんの司法書士試験の講師を列挙します。

選考は,いくつかの要素を総合的に判断し行いました。
たとえば,以下の要素です。 
・論理的な講義をしているか
講義は,その講師の思考過程を披瀝するものでもあります。
それが論理的でなければ,講義をお聴きになっている受講生の方は,講義を理解できなくなります。
イメージを持っていただくために,あえて抽象的にいえば,(地頭がよいかは別として)「この講師,頭がよいな」と思う講義でなければなりません。
・過去問を解いているか
本試験後の各予備校の分析会や講師のブログなどをご覧いただいて,いかに過去問を解いていない講師が多いかということがおわかりいただけたでしょうか。
たとえば,今年度の午前択一の第35問。
収録担当講師(全国区の講師)であるにもかかわらず「難問」などと言っている講師もいましたが,エ・オの肢は過去問で出題されており(1-33-2,14-35-ウ),エ・オだけで答えが出ます(会社法ならまだしも,商法について平成17年度以前の過去問を解かないのはあり得ません。商法は,過去問がそのまま使えますから)。
しかも,エは,過去問とほとんど同じ文言なんですが…。
平成26年度(午前)第35問
エ 商行為の受任者は,委任の本旨に反しない範囲内において,委任を受けていない行為をすることができる。
平成1年度(午前)第33問
2 商行為の受任者は,委任の本旨に反しない範囲内において,委任を受けない行為をすることができる。


私も,各予備校の講師の動画などを観ますが,「あっ,この講師は過去問さえ解いていないな」ということは,受験生の方よりは早くわかると思います。
また,私は講師であるため,自身が講義をしている予備校に言論を制限されない立場です(もちろん,企業秘密などは除きます)。
自由に発言ができます。
これが講師のスタンダードです。
講師は予備校に雇われているわけではなく,対等な契約をしているだけですから。
講師にとって予備校は,単なら取引先の1つにすぎません。
予備校に言論を制限されている講師がいるのであれば,その講師と予備校との間に何か特別な事情(ex.講師が不正行為をしその証拠を握られている。講師が経営している株式会社の株式を予備校が保有している。講師や講師の家族が予備校から金員を借り受けている)があるのでしょう。
では,列挙します。


■LECさん

・根本先生

講義の準備を非常によくされていることがわかります(間の取り方なども工夫されていますし,次に何を話そうか考えこむことなどがほとんどありません)。
また,たまに挟む一人芝居は大変面白く,笑いを取るスキルは,受験界一です。

・森山先生
知識を広げすぎない,ゴロ合わせなどの思い出し方も使うなど,講師の王道をいく方です。
また,頭が非常に良いので,話を聞いていると論理的に知識が整理できます。



TAC/Wセミナーさん

・山本先生

『automa system』 シリーズの著者です。
東大卒にもかかわらず,初学者の方にもわかりやすい平易な説明ができる点には驚かされます(だから,東大卒なのかもしれませんが)。
『automa system』は,受験界に大きな変化をもたらしたのは間違いありません。

・姫野先生
TAC/Wセミナーさんの中上級講座の看板講師です。
ブログが受験界で,最も有名です。
今年度の本試験の分析でも,正確に過去問の出題番号を挙げていました(講師なら当たり前なんですけどね)。

講座で扱う情報量は多いほうですので,「他の知識も拾う必要があるのでは?」という不安が起きることはありません。



伊藤塾さん

・山村先生

現在の伊藤塾さんで圧倒的な受講生数を誇る,伊藤塾さんのエースです。
伊藤塾さんは,所先生や向田先生などの主要講師が辞めてしまい,主要講師で残っているのは「蛭町先生」「山村先生」「中島先生」のみとなってしまいました。
そのため,山村先生の存在は更に際立つものとなっています。
また,イケメンです。

・中島先生

説明の仕方も話し方も上手いですね。
しかも,講師になりたての頃から話し方が上手くて驚きました。 




上記の選考は,あくまで松本個人の冷静で客観的な分析に満ち満ちていることはご了承下さい。

 
ちなみに、誠に手前味噌で恐縮ですが,自分の講座が一番だと思っています(思っていなければ辞めています)。
日本社会は「謙虚さ」が美徳とされますが,気にしないでいきましょう(笑)


昨年に引き続き行った「松本お薦めの司法書士試験講師」のコーナーですが,昨年度と異なり,各講師の担当講座のリンクを貼りませんでした。
探すのが大変だったので…。
各予備校の方,私がリンクを張りやすいように,「講師ごとに担当講座がわかるページ」も作って下さい。
「基礎講座」とか「中上級講座」の分類ページももちろん必要ですが,講師から講座を調べることができるページもあったほうがいいと思います(既にある予備校もありますが)。 

 

松本 雅典


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